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とは言うものの、
鈴本さんこれから定期的に通院でして。
健太「A〜、けんた一緒行くから行こ〜」
『いやあの、病院くらい一人で行けます』
健太「いつ倒れるか分かんないじゃん。
ついでご飯行きたいし」
『嫌です』
瑠唯「いーじゃん、A行こ？」
『嫌です。
二人でデートしてきてください』
健太「は？」
瑠唯「ね？こんな反応しちゃうから」
『私はただの口実じゃんか』
海青「どうする？行く？」
『行くけどさぁ……部屋から出たくない』
海青「引っ張っていきますね」
『だぁぁぁぁ』
昂秀「物の見事にトラウマスイッチ押したAさん、
まもなく検査のお時間ですね」
『ソダネー』
昂秀「俺の大事な幼馴染みが凹んでるんです。
病院行くついでに一緒に通販サイトでお買い物しましょ？」
『それが目的じゃねぇかお前』
樹「あ、昂秀それめっちゃ頭良い。
ってなわけでAさん、翔平にもよろしくお願いしますね」
『なんだとお前』
陸「A、お口悪いよ」
『ｱｯ』
拓磨「良くなって来てるって先生も言ってるんでしょ？
あともう少し頑張りましょうAさん！」
『だぁぁぁ先は長い道のりだ……』
彰吾「俺が動く前に動けよ？」
『今すぐ行かせてもらいます』
陣「違和感ある時点で病院行かなかった自分を恨めや」
『本当にその通り！』
陣「開き直るなアホ」
『いてっ』
力矢「でもあともう少しで終わりでしょ？」
『後は血圧コントロールって……』
壱馬「流石に今回は龍と翔平は同行できねぇからな。
また二人のトラウマスイッチ押して欲しくねぇし」
『そんなこと言ったって……』
慎「不調をこじらせる天才ですもんね」
『クソガキ』
慎「クソアネキ」
壱馬「ふはっ(笑)」
『あんた本当私に容赦無いよね』
北人「陸さん！」
翔吾「この人俺らやと言う事聞かんけど！？」
陸「なぁにAちゃん、陸さんと一緒に行きたいの？」
『一人で行くって言っただけだもん。
それなのに行くって聞かないの二人だもん』
陸「Aの事が心配なだけだよ。
ほら、四人で行こ？」
『………ぶぅ』
北人「Aちゃん可愛いっ！」
メンバーが付き添って病院に引っ張りました。
嫌がる人じゃないけど、倒れられても心配なんで。
By浦川翔平･龍
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作者名：雪乃 | 作成日時：2024年3月19日 15時
