検索窓
今日:89 hit、昨日:311 hit、合計:62,478 hit

*なんとか……/リク ページ31








疲労が重なってたA。



だからなのか、ずっと腰が痛いと言い出すように。







壱馬「ホンマ無理すんなよ」




『しないよ、大丈夫。
痛いって言うか違和感なだけだから』







とか言うものの、練習中、
Aは何度か腰を押さえる様子が見えてて。




本当に大丈夫なんか、思ってた時だった。







『いっ』




壱馬「A!!」







ステップで移動って時に、Aが俺の方に倒れてきて、
どうにか俺が支えられたから床に打ち付けられることも無く。




Aは息を荒げながら胸も押さえてて。







健太「大丈夫?」




壱馬「まだ何とも、意識はあると思うんすけど」




力矢「一旦運ぶ……」




『ゲホッゴホッ』







メンバーも集まってきて、移動させようとしたその時、
Aが口を押さえたけれど、血を吐き出して。




床にビチャビチャと垂れた。







壱馬「A!!」




北人「救急車!!」







Aの力が抜けてきて、そのまま俺に寄りかかってきてた。




他のメンバーも動いてくれてて。







陸「翔平と龍は一旦外に出そっかな。
このままなら二人も苦しいだろうし」




昂秀「龍、外出よう」




樹「翔平も……」







一度Aが吐血するのを間近で見てた二人は外に出て、
何人かはここに残ってAの様子を見る。





そうして過ごしてる内に救急車が来て、
そのままAは搬送された。




Aの血を正面から被った俺も、
念の為に検査ってことで運ばれて。





けど、Aは別に悪性のウィルスとかでも何でもなく、
大動脈瘤破裂直前、だけど、吐血は内臓のストレスで、
血管の膜が薄かったから直前だけど、瘤自体は大きくないから、
薬でどうにか押さえられる範囲らしい。



幸なのか不幸なのかよく分からん結末に……。












『壱馬ごめん、まさか血吐くなんて思わなくて』




壱馬「普通に吐くもんやないやろ。
つか、翔平と龍に絶対謝れよ。
あの二人あの一件トラウマなんやから」




『分かってるって……。
あんま記憶無いけど』




壱馬「殴んで」




『私病人』







*▽→←*▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
365人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , therampage , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪乃 | 作成日時:2024年3月19日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。