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*長かった/リク ページ25









最近グラビアの仕事のオファーがあるらしい。



けど私自身受ける気は無い。







『見せびらかすもんでも無いしね』




マネ「ライブで脱ぐような女が何言ってんだ。
あ、女じゃないか。マウンテンゴリラだ」




『腹立ちますね』







あっちこっちで浸透し始めてるそのマウンテンゴリラ。




言い出した川村をシバかねば
なんにも始まらないのだがその本人は不在。




なんだアイツ。







マネ「大体ずっと断ってんだけど、ずっと来るんだよな。
なんかしたの?」




『する訳ないじゃないですか。
大体なんかって何』




マネ「哲学の話?」




『言い出したのそっちじゃん(笑)』







最近のマネさんのハマりは、
私を弄ぶことらしい。



何とも腹立たしい。




私の心の広さに感謝したまえ下郎ども。





こうやって断り続けてた仕事だけど、
まさかその会社に直々に呼び出されるなんて思わないじゃん。







マネ「ってなわけで、会社をまずは見てから、
仕事を受けるか受けないかを決めて欲しいって」




『焦臭い話ですね』




マネ「めっちゃ条件良かったらどうする?」




『別に金に困ってない。
から受けないよ』







そう、数時間前までの私は言ってた。



けど、実際に会社に乗り込んでみると、
話は何もかもが変わってきた。







「マネージャーさんはこちらで。
これは女性同士の会話と行きましょうよ」




マネ「え、いやあの……」




『……ふーん』







社長と名乗ってた男とマネージャーが別室に。



秘書が残ったかと思ったんだけど、
さらにその奥の部屋から知らない人が出てきた。







「改めて、私がこの会社の社長だ。
さっきのは落武者みたいなもんでね」




『……落武者が必要な会社って余っ程じゃないですか?
一応こう見えてしっかり学は持ち合わせていますよ、私』




「そうだろう?君は賢い子だ。
だから君と直接話がしたくて君をここに呼んだ」




『何の話ですか』




「そうだなぁ、グループの将来、とでも言おうか?」







そう言った相手の言葉に、
私は呑気に考えていた頭を切り替えた。




今回、ただ事じゃなさそうだ。

*▽→←*▽



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作者名:雪乃 | 作成日時:2024年3月19日 15時

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