【暗殺教室】目立たない彼女・三時間目 (ページ44)

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144話　「赤か、青か(2)」ページ44

木村「正義(ジャスティス)の名に恥じない暗殺者を目指せって言ったのは先生だぜ？
俺は、そのアドバイスに従うよ」

殺す派：木村正義

神崎「これから先もずっと相談に乗ってほしいと思うから」

殺さない派：神崎有希子

狭間「地球の命と恩師の命、同じ天秤に乗せるだけで草臥れるわ。
面倒はやめて殺しましょ？」

殺す派：狭間綺羅々

矢田「私は自分の気持ちに素直で居たい。それだけじゃダメかな？」

殺さない派：矢田桃花

前原「ダメなこと無いだろ！
俺もこいつも根は単純でさ、助けたいと思うから助けたい！な？」

磯貝「あぁ、みんなの意見も全部尊重したいんだけどな」

殺さない派：磯貝悠馬、前原陽斗

糸成「俺も単純だ。殺すためにこのクラスに来た。
殺しに来たからお前らと会えた。殺せんせーを殺す毎日は楽しい。理由はそれだけでいい」

殺す派：堀部糸成

律「殺せんせーを殺すことは、私に与えられた至上命題ですが、思考と行動を繰り返す内にターゲットの死は我々にとって最大の損失に至ると認識しました。
今の私のスペックではどちらが正解か判断するのは難しいです。協調の観点からも、中立します」

中立：自律思考固定砲台

岡野「さっきまで殺さない派だったんだけど、みんなの意見聞いてわかんなくなってきた。
殺せんせー、殺すって先生のことが嫌いってわけじゃないんだよね？」

殺せんせー「もちろんです岡野さん。
暗殺されている時こそが、君たちを一番身近に感じます」

岡野「なら、ごめんね渚。
私はこっちのみんなに気持ちが近いかも」

殺す派：岡野ひなた

渚「うん……」

渚(自分の意見でいっぱいだった僕が恥ずかしい)

渚がその流れで青い方の武器を選ぶ。

と、同時に業が赤い方の武器を選んだ。

殺さない派：潮田渚

殺す派：赤羽業

ふん！とお互いそっぽ向く二人。

それに杉野は呆れた。

杉野「あーあ、すっかり喧嘩しちゃってまぁ」

殺さない派：杉野友人

殺す派：寺坂竜馬、吉田大成、村松拓哉

殺さない派：片岡メグ、倉橋陽菜乃、原寿美鈴、不破優月

最後の一人、五十山田Aのみとなった。

渚(五十山田さん……)

業(A……)

誰もがAに目を向けた。