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部活の引き継ぎとかも無事に終わったらしい先輩は、
支援室のパイプ椅子に脱力していた。










壱馬「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"疲れた」



北人「すんごいしゃがれた声出すじゃん」



翔吾「すんごい響いとったな」



樹「肺活量凄そう」



慎「いやまぁ壱馬さんだし、それくらいできます」



『すんごい信者もここに居るんだけど』










と言うより、










北人「なんでまこっちゃんがここに居るのさ」



壱馬「慎〜、俺の癒し〜」



慎「俺が壱馬さんを癒します!」



樹「……このワードは果たしてセーフなのか?」



翔吾「まこっちゃんじゃなきゃアウトだろうね」



『陸さんとか言ったら腰抜けそう』



「「「あぁぁぁ」」」










話がすごい逸れましたね。




軌道修正、閑話休題。










樹「まこっちゃんはなんでここに?」



慎「壱馬さん大好きなので」



樹「あー、壱馬さんこいつは危険です」



壱馬「そんなまこもかわええな」



樹「ダメだここ……」



『先輩関係なら翔平も来そうだけど』



樹「あー、あいつは追試」










全員が「あー」と言ったのは仕方がない。





各々傷を負ったままだけど、
ゆっくりと、少しずつでも前に進めるようになった。





実際、何度か話し合いを重ねた上で、
先輩も同居することになった。





まだ、まだ先輩と登坂先生は和解まではできてない。





それでも先輩も向き合おうと考えてるのを
私たちは知っている。










翔吾「ほんで、いっちゃんはいつになったらキャプテンなんの?」



樹「なーりーまーせーんー」



翔吾「なんでや」



樹「海青に任せたら良いじゃないですか」



翔吾「翔平じゃないんやな」



樹「あいつに権力というものを与えたらダメです」



「酷いぞふぃじわらいつき!」



樹「げ」



壱馬「おっ、しょーへー」










元気な声がしてそこに目を向けると、
自称・樹の親友の浦川翔平が居た。




一応ダンス部所属してるけど、すこ〜しだけ頭が残念な子。





それから、先輩の事情を知ってる
数少ない人物でもある。

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作者名:雪乃 | 作成日時:2023年12月20日 11時

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