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駅に向かうと、そこには驚きがあった。
今市「あっ、萩花ちゃんの言った通りだ！」
岩田「相変わらず萩花凄いよね」
萩花「まぁ誰よりもAのことは知ってるから」
改札の近くに三人が立っていた。
広臣「揃いも揃ってって、お前らのことかよ」
今市「まぁね！」
萩花「あんたらが来ないのは知ってたから」
北人「がんちゃんと、りゅうじくんと、……だれ？」
萩花「藤井萩花、萩花って呼んで」
壱馬「……しゅうちゃん」
北人「しゅうちゃん！！」
『で、何で揃ってるの？』
岩田「二人と遊びたくて」
今市「人手必要かなって」
萩花「会いたくて」
広臣「震える〜ってか」
萩花「殴んぞ」
広臣「……」
北人「がんちゃんだっこ〜！」
岩田「おいで」
北人「……かずま？」
壱馬は人見知りを発揮して広臣の後ろに隠れた。
対して北人は人懐っこいので、岩田に抱っこされている。
広臣「壱馬おいで」
壱馬「ん」
萩花「今市から聞いてたけど、本当に人見知りだね」
『クールなだけだよ』
北人「おかいものは？」
岩田「お買い物行くの？」
北人「うん！おようふくかうって！」
『日焼けできないタイプらしいから』
萩花「そりゃ大事だ」
今市「立ち止まっててもあれだし、そろそろ行こっか」
萩花「そうだね」
先に進んだ今市と萩花。
岩田「ほっくん一緒に回ろっか！」
北人「まわろ〜！」
広臣「……お前ら来るのか」
岩田「そのために来たんだもん」
後ろに立ったままの兄弟。
壱馬が小声で聞いてくる。
壱馬「きょう、かえる？」
広臣「壱馬はどうしたい？」
壱馬「ほくとがいれば、だいじょうぶ」
広臣「無理なら教えてくれな」
壱馬「ん」
『行こっか』
Aは壱馬の頭を撫でてから歩き出し、
広臣も壱馬を抱えたまま歩き出した。
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りこ(プロフ) - お疲れ様でした。まじでこのお話好きすぎて終わりが悲しく感じます。とても良いお話に出会えて良かったです！ (10月9日 20時) (
レス) @page50 id: c4c1d5cc21 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - なんかもう全てが尊く感じる、、、このお話大好きです！！ (10月5日 1時) (レス) @page46 id: c4c1d5cc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪乃 | 作成日時：2023年8月18日 12時
