美尊とのお茶会 ページ7
『招待してくれてありがとう。』
美「別に、ちゃんとしたパーティーでもないんだから気張らないでいいよ。」
今日は、美尊と並樹家にてお茶会です
と言っても、昔の話を掘り起こして喋るだけだけれども
そうそう、美尊とはちゃんと再会を果たしたのだ
尊「Aちゃん、いらっしゃい。」
『尊氏さん!あ、その持っているスイーツは』
尊「僕が作ったんだ。よかったらどうぞ。」
と渡されたスイーツはお店のみたいにかわいかった
一口食べる
『おいし〜!!』
尊「よかった。あ…クリームがついてる。」
『え?』
彼は私の口元に手を伸ばし、クリームをとってなめる
私の心臓は、バクバクとうるさかった
美「そうだ、お兄ちゃんも座ってよ。小さい頃のこと話してたの。」
『遊んだときの事とか。』
美「お兄ちゃんはAと、どんな事あった?」
尊「それは…」
チラッとこちらを見る
尊「降ってきたんだよ、Aちゃん。」
美「降ってきたって…どういう事?」
『私ね、木から落ちたの。』
美「木から!?」
『尊氏さんがいてくれたお陰で、怪我しなくて済んだの。』
尊「突然降ってきたから、びっくりしたよ。」
『その一度だけでしたよね、会ったのは。』
尊「ああ。懐かしいな。」
三人で思い出に浸っていると、美尊のお母さんが彼女を呼びに来た
美尊はお母さんと行ってしまって
この部屋には私と、尊氏さんだけになった
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作者名:汐 | 作成日時:2018年3月13日 18時