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乗馬倶楽部にて ページ13
『あれ、美尊と…ホストさん？』
菜「助けてくれたお礼だって。」
“助けた”？何だっけ
ああ、赤髪のホストさんから美尊を守ったとか言ってたな
寛「お礼なんてすることないんだよ!!」
そう言って拳を叩きつける寛之
その気持ちは容易に想像できた
見えないフリでもしておこう
そういえば、今日は
どういうわけだか尊氏さんも見当たらないし、
早めに帰ろうかな…
真「どうしたのA？さっきから、ため息ついてるけど。」
『え？あぁ…ごめん。』
菜「どーせ、尊氏さんの事考えてたんじゃないの？」
寛「Aって、尊氏さんの事好きなの!?」
え、菜緒何言ってんの
てか、寛之まで！
『なんで知ってるの!?』
寛「応援する。」
『いやいや！』
菜「ごめん、ごめん！でも事実でしょ？バレバレだったし！」
こうして、みんなに
私の好きな人がバレたのである
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作者名：汐 | 作成日時：2018年3月13日 18時
