収集つかない。 ページ21
だけど、欠点は存在する。
現に、俺の方に走ってくる気が2つほど。
Zm「っ、くそっ、スズモリ！すまん、そっち行った！」
Sz「．．．りょーかぃ。
まぁ、僕も最近鬱憤溜まってんねん。
ちょっと八つ当たりさせてもらいます。」
なにかポーズを取るわけでもなく、両手をだらりと下ろす。
これが僕の戦闘スタイル。
まぁ、実践なんてしたことないからスタイルなんて言えんけども。
「っ、たかがガキだ！
怯むな！殺っちまえ！」
なんともモブらしい台詞やな。
．．．遅い。
ゾムとやったナイフでの模擬戦闘の方がまだ強い。
スっ、と前に出て、間合いを詰め、ナイフを持っていた方の手の健を切る。
健さえ切ってしまえば、腕も振れないしね。
序に左手の健も。
そして鳩尾に1発。
ガクリと膝から崩れ落ちた。
2人目に意識を向けようとした時、相手は間合いに入っていて、反応が少し遅れた。
それを好機と見たのか、首を狙う。
ちょっと首狙い過ぎちゃうの。
バレバレやん。
これをナイフで防げるほどの反射神経はないから、腕を犠牲に首を守る。
幸い骨までは達してない。
両手が使えないから攻撃が出来ないけど、それは僕の腕でナイフが固定されてる相手もだ。
だから、僕は相手の股間を狙い、足を振り上げた。
．．．すまんなぁ。
すると、こっちも崩れ落ちる。
．．．ゾムの方も終わったみたいだな。
血濡れになって、こっちを見た。
俺が無事と分かって安心したのか、顔を綻ばせるも、一瞬で焦りに変わる。
Zm「スズモリ、腕！」
ゾムにそう言われて思い出す。
そう言えば、ナイフ入ってたな。
Zm「くそっ、俺がちゃんと仕留めてれば．．．！
とにかく、行くぞ！」
ゾムに担がれ、どこかへ向かう。
えぇ．．．
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
長編になりそう〜。
ここらで区切ろうかな。
それかまた長編でも作ろうか．．．。
ぎゅっ。→←異世界ネタにしようかと思ったけど本持ってないしゲームもまだ分かってない。
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作者名：雨と無知@雨100％ | 作成日時：2018年4月4日 23時
