もう500年くらい生きてるけど〈改〉【刀剣乱舞(ブラック本丸)】

な「天ぷらうどん」 ページ21

・・・困っている人がいたら、そのままにできないとか、

内気で自分から言い出せない人を見ると助けたくなるとか、

師匠のくせだったのに...まぁ長年一緒にいたから似てしまったのかもね


｢店ではよくお節介とも言われてたよ、あははは(笑)｣


盛り付けも需要なんだよね。


｢うん、できたできた。｣



もちろん、口直しの甘味は…


｢ずんだ餅、美味しいよね。師匠に教わってから、ずっと作ってるよ。｣


お盆に載せて、彼らが待つ部屋へ運んだ。


｢台所、貸してくれてありがとね｣


私がここを出るまで、彼は俯いて口を開かなかった・・・


―――本丸 大広間



「｢わぁぁ！天ぷらだー！｣」


清光と安定は子供のようにはしゃいでいた。


｢いただきますっ！｣


口にいれるとしっかりサクッという音


・・・我ながら、今までで1番美味しくできたかもしれない。


｢こりゃ絶品だ！土方さんたちが毎度食べていたと思うと、羨ましいな...！｣


和泉守が眼を輝かせて喜んでる。トシさんは完食してくれるけど、あんな風に表立って喜ぶことはなかったからね。なんか新鮮だなぁ


｢カッカッカー！大変美味である！｣

「Aは美しいだけでなく、料理も得意なのだな」

｢…写の俺がこんなに美味いものを口にしていいのか｣


皆が喜んでくれて何より、作戦は大成功ってところかな




私はこっそりと抜け出し、台所へ向かった・・・

ら「燭台切」→←ね「御武家様」

ラッキーカラー

あずきいろ

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