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ああ！もう！手伝わなくていいって言ったじゃないですか！
だって大変そうだったから、それにほら僕の勝手で追加の仕事を作ってしまったわけだし
だからって大丈夫です！その紳士さが逆に迷惑なんですって
そんな言い合いが聞こえ突如ガシャーンッと皿が割れるような音がして一瞬びくっとした。
そのあとにまた聞こえてくるお手伝いさんと彼の会話
あー！もうほら言ったじゃないですか！このお皿代Aさんのお小遣いから出してもらいますからね！
まあ、いいけど
以前巨大プリン暗殺計画で発覚した彼の料理下手。お手伝いさんとの会話は前の茅野との会話にそっくりで皆して気が抜けてしまった。
それにニュルフフと笑う先生。
確かに思ってみれば彼は重苦しい雰囲気が好きではなさそうだ。前にE組の雰囲気が明るくなって嬉しい的なことを言っていたような気がする。彼のその言葉はそういう意味だったのかと納得した。
お待たせ と言って料理を運んでくる彼は本当にいつも通りだ。お手伝いさんも一緒になって運んでくるときには既に先生はいつもの変装姿になっていた。
こんなものしか作れなくてすみません
というお手伝いさんに皆してイヤイヤイヤイヤイヤ十分豪華ですと言っていると彼は笑っていた。
「ということでまあ、ご飯を食べながらでも話してもらいましょうかね」
始めて食べる料理にどう手が付けていいのかわからない僕たちは硬直した。それから後ろで固くなんなくていいよと綺麗に笑った麦谷君は ほら と顎でイトナ君と殺せんせーをさしてもう一度綺麗に笑う。
その先は無茶苦茶に食べる二人がいた。どれだけお腹がすいていたんだ・・・
でもそのおかげで僕らの重い気分は一切なくなって普段とおなじペースに持って行けた。
「で、何が聞きたいんですか」
「そうですね。と言っても大半の君のことは既に知ってしまっているのでこれからどうしたいかを聞きましょうかね」
「クラス全員の前で僕は進路希望調査を受けなきゃいけないんですか」
ぐったりとした顔でとほほ と笑う麦谷君に僕らも苦笑いをした
「じゃあ、まだ君は地球が滅んでもいいって思っていますか」
「・・・それが分かんないんですよね」
「それはどうして？」
「今までは確かに嫌でしたよ。なんで僕だけこんな辛いこと強要されてんだって思ってて死んだ方がマシじゃんって思ってたんですよね・・・」
そういう麦谷君はまだ続きがあるようだ
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篠鷺(プロフ) - ヒビキさん» 読んでいただき感謝です！亜麻色ですか！先ほど調べてきたんですが確かにそんな色合いで....というよりもモロに理想でした！教えて頂き感謝します。亜麻色亜麻色...良い色でした (2018年3月20日 20時) (
レス) id: 6dfb7746bb (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 遅まきながらこの作品を見つて読ませていただきましたが、めっちゃ面白いです！あと主人公の髪色が何色っていうんでしょうって言ってた件ですがあれ亜麻色(あまいろ)だと思います。厳密に言うともっと違う色なのかも知れませんが、私が見た感じでは多分亜麻色だと… (2018年3月20日 18時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠鷺 | 作成日時：2018年3月11日 11時
