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「...?」
学校に来て早々疑問が湧いた。
彼はHRもその日の授業中もため息ばかりでまるで魂が抜けているみたいで、ほんの少し心配した。
授業にも関わらず下を向いて何か思いつめているようだ。

その日の放課後に先生がニューヨークまでスポーツ観戦に行くと言い出した。大方野球ではないだろうか。
そしてまた今日は客が来ていた。

「どうだ 奴を殺す糸口はつかめそうか?」
烏間惟臣。防衛省特務部の人物。その目から真面目な人物像が浮かぶが、本当に真面目な人物だったりする。すらっとしていてかっこいい。大人な男性。そんな言葉が似合う人物だ。

「無理ですよ烏間さん」

「速すぎるってあいつ」

と次々に反論される。確かにマッハ20どう考えても殺せる相手ではない。でもそんな奴を殺せというのだ。
だが、それまた不思議なことに僕等の教師だけはなにがあっても欠かさないのだという。だから僕等は政府の小さな希望って訳だ。
ここが奴を殺せる現在唯一の場所と最後にそう言い烏間さんは同じ防衛省の人達と帰って行った


そんな言葉を聞いて、「 何故 」が残るばかり


彼は相変わらずずっとため息ばかりで彼の周りには憂鬱な気が漂っている。
仕方ないと腰を上げて彼を探すことにした。靴箱を通り、校庭まで来たところまたため息を吐いてる彼を見つけた。

「いたいた、杉野君」
「...麦谷...?何か用か?」
「う〜ん?まあ用があるって言えば用事を果たしに来た」
「なんだそれ」

杉野君はほんの少し眉を下げてゆっくり笑った。

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設定タグ:暗殺教室 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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快楽さん - 面白い作品ですね!腐腐腐腐腐腐腐、あっ!お体にはお気をつけてください! (2018年3月30日 11時) (レス) id: f253c0cddf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:篠鷺 | 作成日時:2018年3月5日 20時

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