［男主］僕の時間 first ［暗殺教室］ (ページ41)

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6月。停滞前線がちょうど日本の真上に来て雨を降らせる季節。
つまりは梅雨だ。北海道には梅雨がないと風の噂で聞いた事があるが実質はわからない。この目で確かめた訳でもないし北海道県民ではないから。
6月になり殺せんせーの暗殺期限は残り9ヶ月にまで縮まる

「殺せんせー33%ほど巨大化した頭部についてご説明を」

そう。朝殺せんせーが教室に入ってきたときから皆デカイなとは思っていたがあえて口にしなかったのだと思う。
頭がデカイい理由とは水分を吸ってふやけたとのこと。
それに対しての生米みてーだな‼︎っていうツッコミ僕好きだわ。センスいい。

「E組のボロ校舎じゃ仕方ねーな」
皆E組の前には必ず元のクラスにいて、その快適な校舎を知っているから羨むのだろう。
僕も羨ましい。

と何かに気づいたのか倉橋さんが殺せんせーにひとつモノ申す。帽子どうしたの？と髪が生えてきたとテンション上がってた先生だけど、
事実髪ではなくきのこで、そのきのこを食べていたのは驚いた。
でもその事にツッコミを入れない皆に1番驚いた。慣れって怖いね。

「あ、そういえば麦谷君、寺坂君は？」
学校終わりの帰り道竜馬に一人で帰れと言われたので一人で帰らず潮田君達と帰ってます。
「んーなんか一人で帰れって」

どーせメイド喫茶いくんだろ？知ってるよ。こういうじめじめした日こそ可愛い子達で癒しをもらってるんだろ？前に竹林君から聞いたよ、一緒に行ったって。
「へぇ珍しいね何処か行くのかな」

メイド喫茶だよ潮田君
目の前で繰り広げられる茅野さんと杉野君の会話に癒されていると後ろで岡野さんが「ねぇあれ」と言い目線の先に指を指した。

「あ前原じゃんか」

「一緒にいんのは確か...C組の土屋果穂」
「岡野さん物知りだね」
「そうかな？」

そんな会話を岡野さんとしていると杉野君は言う。
「はっはー相変わらずお盛んだね彼は」
そんな君もお盛んだよね。神崎さん一人に