［男主］ 僕の時間 first ［暗殺教室］

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「気になるコ？」
「あぁ、そのランキングを作るから紙に1人書いてくれ」

そう言われました。

「やっぱ1位は神崎さんか」
その言葉にやっと集計終わったんだなーと思い僕もその結果を覗きに行く。
まぁ 嫌いな奴いないわなー それには同意。
艶のある髪の毛と儚い表情は健全な男子中学生の憧れの的。2位の矢田さんのポイントは胸。おい性格も見てやれよ健全な男子中学生。

で、うまく班に引きこんだ杉野はどーだったん？と前原君が言うと色々トラブルがあって話すタイミングがなかったとのこと。恋はそう簡単にはいかないぜ杉野君。
それに大変だったんだなとみんなが同情しているところにガララとドアの開く音。
入ってきたのは赤羽業である。赤羽業は気になる女子ランキングに興味を示し、それに気付いたみんなが 気になる娘いる？と聞き始る。気になる娘とは奥田さんらしい。わかる。控えめな性格がポイントだよね。そう思っていたのもつかの間、気になるとは悪戯目的での気になるらしい。恋をしてくれ健全な男子中学生。

「ねぇ一ついいかな？」
そう口を開いたのは潮田君で これ何？と紙のある部分を指差して続ける。
「だれ磯貝君に票入れた人」
「あ、僕」
「お前か麦谷！ずっと気になってたんだよ！」
「しかもポイント 全て とかふざけんな！」

と盛り上がっていく中僕は少しずつ赤くなっていく磯貝君を眺める。はい、こういうとこ可愛くて好きです。

「あ、でも菅谷君も好みだよ」
「え？」
「もう麦谷君の趣味わかったからもういいよ！」
突然ふられた菅谷君は驚く。潮田君には突っ込まれる。やめて言わせて。てか趣味って何・・・
「だってほら菅谷君美人だし、絵上手いし」
僕、絵下手だから憧れるんだよね と言うと地味に皆納得。あれ？美人はスルー？

「ま、ありがとな麦谷」
「ほら、こういうところ、こういう表情美人」
「...もういいよ...で、女子で気になる娘は？」

と潮田君に改めて聞かれ、周りも徐々に興味を取り直していく。
「何何？やっぱり良くいる狭間とか？」
「んー確かに狭間さんとは良く話すし好きだけど...片岡さん....とか？かな」
前原君の問いにそう答えると意外ー！と言う声が上がるが意外ではないと思う。
片岡さんに失礼。

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