［男主］僕の時間 first ［暗殺教室］ (ページ34)

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「...麦谷よ」
「はい？」
「お前...えろいな」
「は？」
「その本気の「は？」やめて傷ついた」

修学旅行と言えば観光に手土産が主だが食やお風呂だって重要な一部なんではないかと思うのだ。みんなで同じ物を食べ、みんなと共に浸かる風呂があるからこそ疲れというものは取れるのだろう...それに友情もフカマル！そう考えていた矢先この台詞だ。受けている此方にもなってほしい。

「なんなのさ岡島君。地味に初めて話す言葉がそれでいいの」

それは別にいいんだよ。気にしねぇと僕を見ながら、詳しくは僕の身体を見ながら言う岡島君。いや、気にして。君が一番気にして

「こんなの見せられる俺の気持ちを分かれよ」
いや、みられている僕の気持ちを分かれよ。

「なんなんだよこの細い腰！白い身体！穢れが一つもない！！いい身体してるな麦谷‼︎」
「細くて白くて穢れのないお望みの身体は此方にもありますよ」

と偶然横通った潮田君の腕を引き僕の前に差し出し岡島君から離れる。これ以上近ずいたらダメな気がする。色々危ない。

「まって！！まってまって！！！麦谷君！！え！！！！？」

「ふぅ、疲れた...」
「ははっでも、まぁ岡島が言うのも分かるよ。麦谷なんか色っぽいし」
「...磯貝君まで言うか」

岡島君から離れて湯槽に浸かっていると磯貝君が僕の隣にきてそう言った。まぁ言い方的にも人の良さ的にも磯貝君の方が勝ってるので磯貝君は許すことにしよう。好きだし

「でも僕は磯貝君も色っぽいと思うけど」
これはマジで本音。それにえっっときょどる姿とかは可愛らしいと言うと思う...
かっこよさと可愛さを兼ねそろえた磯貝君マジで何なの

磯貝君はそれから此方を眺めてきて、どんなとこ教えろよと言ってるみたいで少し笑う。

「例えば黒髪とか。ほら僕黒髪じゃないから羨ましくて」

あぁあと濡れている黒髪とか物凄く色っぽい。そう言って水面から手を出し濡れている磯貝君の髪を触る。
「くすぐったいな」
「ふふっ」

(((((((((めっちゃ絵になってるあの二人‼︎)))))))))
そう思われてるのも知らないまま。

「ねぇ王子様。俺の髪はどう？色っぽい？」
「ああーそうだな色っぽいなー」
「ねぇ心くらい込めて言ってよ」
「うっせえよ黙ってろ」
「きゅ、急に口悪くなるじゃん」

((((((逆に全然絵にならないよねあの二人‼︎))))))