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村松君、吉田君、潮田君、竜馬の四人が帰って着席した後すぐに5時間目開始のチャイムが鳴り響いた。
5時間目は国語。短歌の授業。さらにラストを触手なりけりで飾れという馬鹿なお題。
しかも例まで提示する。意外と綺麗に出来上がっているところが腹ただしいにもほどがある。
教室のあちこちで触手って季語なの、どうなのなどとが飛び交っている。激しく同意だ。本当に
「...アホらし....」
「....。にゅやぁぁあ!」

酷い酷いですよ麦谷君!触手は素晴らしいのですよ‼︎と僕がポツリと小声でつぶやいた声に返答する先生。いや、耳良すぎじゃない?それにしても触手が素晴らしいとか知らないし、てかどうでもいいし...。でも一瞬だけ返答に遅れたような気がしたが今は授業。無視が一番。
課題に取り組もうとした瞬間どこかで声が上がる。
-------------茅野さんだ。
どうやら先生の呼び方について気になるらしい。まぁそれに関しては同意する。いや別に今までのようにタコとか先生とかでいいとも思うが、何より名前を一番欲しているのは先生自身だろう。
「---今は課題に集中ですよ」
「はーい」
彼女との会話が終わると先生の顔は薄いピンクになる。----と何かに気づいたように潮田君が席を立った。先生はただ短歌を作り終わっただけだろうと勘違いをしていると思うが、これは違う、今から立派な暗殺をしようとしているのだ。
潮田君がナイフをふりかざす---が賞金首100億円。そう簡単には殺されないはず、そう立てた僕の予想はあたるのだがこの後の潮田君の行為で大きく外れることになる。
先生の首に抱きついた。潮田君本人の首には対先生弾が入った手榴弾。
いわゆる自爆行為だ。

手榴弾が爆発し飛び散る対先生弾をみんなが唖然と眺める中浮かれた声をあげたのは僕のよく知る人物達で。
「っしゃあ、やったぜ 100億いただきィ‼︎」
クラスメートまでもを犠牲にしてみんなが困惑しているのになんて場違いな言葉だろうか。
村松君も吉田君も竜馬の次に声をあげる。

「・・・そういうこと・・・」
席を立ちながら僕はそう言葉を発した

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設定タグ:暗殺教室 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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快楽さん - 面白い作品ですね!腐腐腐腐腐腐腐、あっ!お体にはお気をつけてください! (2018年3月30日 11時) (レス) id: f253c0cddf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:篠鷺 | 作成日時:2018年3月5日 20時

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