［男主］僕の時間 first ［暗殺教室］ (ページ14)

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「こらそこ‼︎テスト中に大きな音立てない‼︎」
お前が一番うるさいよ。と言いたいが今回は感謝だ。ありがとう先生。

「...でさぁなんでここに麦谷クンがいるわけ？」
「あぁ⁉︎そんなのここにいるからいるに決まってんだろうが！」
「お前に聞いてないよ寺坂」

一拍置いてそう言った赤髪に竜馬は一言物申した。それでも言葉が少ない彼は押されるだけ。
そんな僕と赤髪が見つめあう中、クラスは嫌なムードに持っていかれる。当たり前だ問題児の知り合いとして見られているのだから。知り合いではないけど。初めて面見るけど

「...それを知って君になんの利があるんだ？それに聞かれたくないことだとも思わなかったの？」
相手を怒らせないように一言一言言葉を選んで口にし、雰囲気は柔らかく微笑んでそう言った。事実ここに落ちてきたE組生徒は落ちてきた理由を話したがらなっかったりする為いい返事だと思ったんだが彼はこう言うのだ。

「確かに言いたくないことかもしれないけどさそれじゃ俺が納得しない」

「......………はぁ。ただの成績不振だよ」
「なわけないじゃん」
いや、なぜお前が否定する。その答に否定したいな～～～。
「ハ？」
「それでも君が此処に居るのは可笑しいって」

そんな僕等の会話にテスト中にも関わらずクラスの大半が此方に耳を傾けているのが分かる。
そして僕等もテスト中にも関わらず会話をしているのはどうかと思う。そろそろ問題解きたいカナ

「だって君成績不振なんてあり得ないくらい頭良かったじゃんそんな奴が此処にくるのは同じことぐらいにあり得なくない？

あぁ！そっかぁ君は此処に来たかったんだだから毎回先生に叱られても白紙解「すまないが今は授業中だ。集中してテストに臨め」...ふーんそこはダメなんだ...」

と不満顔の彼。彼はどうやら僕がE組に来たワケを知ってるようだった。

「でもさ怒ったら雰囲気変わるんだね。さっきまで人が良い雰囲気だったのに怒ったら人を制するような雰囲気にさ.........なんで？

家柄のせい？」