episode51 ページ7
広臣とのランチ
嬉しすぎて味が分からなかった
左腕にはペアの腕時計
右手にはペアリング
どちらも大切にしなくちゃ
広臣が欲しかったのは時計だけで後は何もいらないって
私も欲しい物ないし
お昼から出掛けても良かったんじゃない?って思うけど・・・
ペアの時計。早く欲しかったんだよねぇ
HIROさんと会うまで、まだまだ時間があったから
私の希望で2人でカラオケに
広臣の生歌が聴きたかったし
広臣は私のリクエストに応えてくれて
三代目をいっぱい歌ってくれた
もちろん私達の想い出の曲『Powder Snow』も
あの日を想い出す
あのフレーズは、本当に気持ちがこもっていて
目の前で歌われたら本当涙が止まらない
広臣も想い出してたみたいで涙目になってた
あの日の、あの会場に居た誰もが気付いていなかったはず
あのフレーズで広臣が私に気持ちを伝えてたって
あんな風に気持ちを伝えられたって一生の想い出だよ
あの日バクステ当たってなかったら今がないんだよね
バクステ当たってなかったら違う形で広臣と出逢ってたのかな・・・
この半年間。私は奇跡の連続なんだよね
すごい濃い半年だなぁ・・・・
きっと、この先は、もっと濃い時間になっていくんだろうけど
たくさんの幸せで溢れていくけど
2人の始まりは、いつまでも忘れない
時間になるまで広臣と歌いっこ
HIROさんとの待ち合わせ時間が近づいてきた
A「もうすぐHIROさんとの食事だぁ
めちゃ緊張するんだけど」
広臣「大丈夫だから
いつも通りの、Aでいればいいから」
そう言われても緊張するんですよ?
HIROさんが予約してくれたお店
外観は、なんか豪華な一軒家みたいな感じだった
純和風で豪華なのに、なんだか懐かしさを感じる造りに
HIROさんの自宅?とも思ってしまったけど入ってみたら・・・・
1日に一組しか予約を受けないってお店
だから他のお客さんはいなくて貸切
広臣と一緒だから
周りを気にせず食事出来るって有難い
そういう所も考えてくれるHIROさんは、やっぱりすごい
まだHIROさんはいらしてないみたいで
案内された部屋で待つ事に
外を見るとステキな日本庭園が広がっていた
こんな、すごい所だから更に緊張感が・・・
キョドってる私を見て広臣は笑ってる
笑い事じゃないのに・・・
程なくしてHIROさんが到着し部屋に入ってきた
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作者名:しぃたん | 作成日時:2018年6月22日 22時