37th ページ8
あの後巨人二人は何がなんやら取っ組み合いの喧嘩になり、「表に出ろ、悟。」「上等だわ、やってやんよ。」という発言を残して教室を出ていった。
外ではどごーんだかごがーんだか音がしているがもう知らん。
校舎は壊すなよ。ここの校舎建て替えたらさすがの五条先生も破産するわ。
ついでに言うと校舎壊した時点でヒーローたち諸々を大量虐殺で二人揃って呪詛師だかんね。
呪術界の均衡が崩れる。
『…で、緑谷くん。質問は？』
緑「あの…東京都立呪術高等専門学校、って何ですか？」
おっっと、これの説明するの忘れてた、けどこれ言わんくても良くないか？？
…いやもうどうとでもなれ。あの人たちいないからどこまで話していいか分からん。
『東京都立呪術高等専門学校。通称呪術高専。私たちのように呪術師の素質がある人間が呪術を学ぶ高専。表向きには私立の宗教系の学校ってことになってる。ちなみに同級生は私入れて4人。』
八「少ない…。」
『ヒーローみたいにポンポン居ないんだよ。8割が個性を持っていて、無個性のうちの1割程度が術式、まあ個性みたいなもんを持ってる。私みたいに両方を併せ持って産まれてきたのは前例がない。』
呪術師の殆どが無個性。代わりに術式。私はその両方を併せ持った。
呪術師は大概ヒーローが嫌い。そんなヒーロー達と同じ才能を持っている呪術師。
上層部は私をよく思っていなかった。他の術師から気味悪がられることもあったし、五条家以外の御三家からは執拗ないじめを受けたこともあった。
今はもうないけれど、上層部とは相も変わらず仲が悪い。…いや、ふつーみんなそんな感じか。
『他に質問は？』
轟「さっきの男達は何者だ。」
『あれでも高専の教師。二人合わせて呪術界最強と呼ばれてる。ヒーローで言えばオールマイトに会えたのとおんなじくらいの価値だよ。』
突然、耳を劈くような轟音が響き渡る。
なんかもう、なんと形容していいか分からない、んー、ドゴォォォォォォンみたいな、うん。
察したよ。校舎まで被害来なくてよかったけど五条家が破綻する未来もそう遠くなさそうだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 833人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか@暇人(プロフ) - アニオタちゃんさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします！ (2022年6月28日 20時) (
レス) id: bff6de7ecd (このIDを非表示/違反報告)
アニオタちゃん - 尊い・・・Ω＼ζ°)ﾁｰﾝうちの子たち「あ、作者が死んだ今だ皆かかれ〜」ちょっとやめて！うちの子たちが失礼しました！応援してます！頑張ってください！ (2022年6月28日 19時) (レス) @page12 id: e98fa1655a (このIDを非表示/違反報告)
あすか@暇人(プロフ) - noneさん» noneさん、ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！！ (2022年6月11日 11時) (レス) id: c5295c2a30 (このIDを非表示/違反報告)
none - 続編おめでとうございます、これからもひっそりと応援してます。 (2022年6月11日 9時) (レス) id: fefad6577a (このIDを非表示/違反報告)
あすか@暇人(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます！ (2022年6月6日 18時) (レス) id: a2dc34f4dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすか@暇人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Shinonomelei110
作成日時：2022年6月4日 15時
