BELOVED

episode5 ページ5

隆二「臣の事。話したいけど今日はやめとくから。発作起きて、しんどいだろうから、ゆっくり休んで」


A「ありがとう。」


隆二「心配だけど、１人で大丈夫？」


A「・・・大丈夫じゃない・・・
一緒にいてほしい・・・」


隆二「俺で大丈夫なの？」


A「うん」


隆二「明日は朝からだけど、それまで一緒にいるから」


A「ごめんね。ありがとう」


隆二「俺ソファで寝るから、なんかあったら呼んで」


A「りゅうちゃん疲れてるのに悪いよ。ベッド使って。私ソファで寝るから」


隆二「Aちゃん発作起きたんだし、ちゃんとベッドで寝な。」


A「私のワガママで居てもらうんだし・・・」


隆二「俺は大丈夫だから。Aちゃんは臣の彼女だし・・・」


A「・・・・・
よかったら一緒に寝る？発作の後って不安だから隣に居てほしい・・・」


隆二「分かった」


いつもは広臣が横にいるはずのベッド


今日は、りゅうちゃんが居る


発作の後って、しんどくて寝ちゃうけど
りゅうちゃんが隣に居て寝れない


発作とは違うドキドキで・・・


これは浮気になるの？


まだ私って広臣の彼女なの？


広臣は私の事どう思ってるの？


りゅうちゃんと一緒に寝ていいの？


イロイロ考えてたら、また少し苦しくなってきて・・・


それに気付いたりゅうちゃんは抱きしめてくれた


隆二「何も考えなくていいから。ゆっくり休んで」


りゅうちゃんに抱きしめられていたら安心してきて気付いたら寝ていた


目が覚めると、目の前にりゅうちゃんの寝顔


ずっと、りゅうちゃんに抱きしめられたまま寝てたみたい


広臣もだけど、りゅうちゃんもキレイな顔してるよね・・・


そう思い見とれてたら


隆二「見過ぎ(笑) おはよう」


A「えっ？おはよう・・・」


隆二「落ち着いて寝れたみたいだね」


A「ごめんね。先に寝ちゃったみたい」


隆二「大丈夫。もう大丈夫？」


A「今は大丈夫だよ。ワガママ聞いてくれて一緒に居てくれて、ありがとね。」


隆二「とんでもない。俺、明日オフだから、よかったら今夜話さない？Aちゃん気になってるでしょ？」


A「うん・・・
でも、りゅうちゃんしんどくない？」


隆二「大丈夫。終わったら、また来ていい？」


A「うん」


今夜話を聞く事となり、りゅうちゃんは仕事に行った

episode6→←episode4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す