# day7 ページ9
「万葉さぁああぁあん!!少しお話ししませんかあああぁあ!!!」
万葉「せ、拙者!用事がある故!!その話はまた今度にできないのであろうか!?」
平蔵「2人とも、一旦止まって!!!」
どうも、只今絶賛万葉さんを追って廊下を全力疾走中のAです!!(^^)
え?今どう言う状況かって?
仕方ないな説明してあげるよ!( ◠‿◠ )
時間がないのでものすごく簡潔に説明するんだけど
私に追いかけられる万葉さん
追いかけている私
それをさらに追いかける平蔵
っていう状況!カオスすぎないかな!
通りすがった人みんなに変な目で見られるし人気者で困っちゃうなぁ!()
具体的にどうしてこうなったといえば…
─────────────
数分前──
平蔵「…っていうわけ」
「……ひどい」
私は自分が2人にしたことを聞いて、怒りしか込み上がってこなかった。
『事実を言っただけ』?事実だなんだの前に人の心を考えないとかふざけてるんだろうか『私』は
「謝って許されることじゃないけど……本当にごめんなさい」
平蔵「うん…その謝罪は僕じゃなく是非万葉にしてほしいな」
「もちろんそのつもり」
そうと決まれば
「万葉さんまだ帰ってないよね?私今すぐ謝罪に──」
そう言って教室から出て行こうと体の向きを変えた次の瞬間。
ガタッ
教室の扉の方から音がした。
その音を聞いて平蔵が顔色を変える。
平蔵「まさか…誰かいる?」
えっ
私達の話を聞いてる人達がいたってこと!?
平蔵「盗み聞きなんて、タチが悪いね」
「そ、そうですよ!出てきてください!!」
意を決して平蔵さんと音がした方に叫ぶ。
するとそこからでてきたのは、
万葉「えぇっと…すまぬ、わざとではなかったのだが…」
………。
平蔵「万葉!?」
「万葉さん!!?どうしてここに」
万葉「2人が教室から出ていくのが見えて思わず後をついてきてしまったのでござる…本当にすまない」
そう謝ってくる万葉さん…だけど
…むしろ今は好都合だ
「話を聞いてた上そちらから現れてくれるなんて…ナァイスタイミィングです…ねぇ、万葉さん?」
万葉「な、なんでござるか…」
私の様子を見てぎょっとしたようにする万葉さん。なんでかなぁ?^ - ^
万葉「…あーっ、拙者用事を思い出したでござるー!では失礼するでござる!!」
「ちょっ、万葉さん!?…にがしませんよおぉぉおおぉ!!!」
平蔵「2人ともどこに行くのさ!置いてかないでよ!」
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…?笑 (5月9日 7時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります!thanks!! (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ヒャ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い!次の投稿待ってます! (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2024年2月22日 0時