# day16 ページ20
ウェンティ「何で、こんなのあんまりだよ!!」
いや、それはこっちの台詞なんですが
平蔵「先生、くじ引きし直せないんですかー!」
悲しいこと言わないでよ平蔵!!
行秋「……、」
行秋さんも何か言って…泣
全員くじを引き終わり班員が無事(?)決まって
行秋さんとウェンティさんと平蔵と一緒になったんだけど…
何って3人共に露骨に嫌そ〜な態度を示されるから悲しくならないわけないよね、っていう
リサ「はいはい、みんな騒がないで。材料は前に置いてあるから各班つくる属性を決めて必要なものを取りに来て頂戴」
先生の掛け声と同時に周りのみんなが動き出す。
平蔵「…はぁ、仕方ない。とりあえず、みんな何の属性にしたい?ちなみに僕は雷がいいな」
ウェンティ「えぇ、ボクは岩がいい!!」
行秋「僕は炎かな」
「私は氷がいいなぁ」
「「「「……。」」」」
綺麗に4つに意見が割れて、お互いの顔を見合わせる。
ウェンティ「ボク、氷は嫌だな」
ウェンティ「材料に霧氷花を使うんだよ?あれ、凄く冷たいしボクあんまり好きじゃ無いんだよね」
「えぇ、でも岩だって蝶の羽を使うあたり大概じゃない??」
行秋「霧氷花が嫌なら烈焔花は問題ないと思うんだけど、どうかな」
平蔵「どっちも変わらないって…電気水晶なら触っても少しピリッとするくらいだから安全だよ」
行秋「冗談だろう、電気水晶は触ると痛いじゃないか…」
しばらく言い争って、なかなか決まらないでいると。
アルベド「それなら、風か草にするのはどうかな」
アルベド先生が近づいてきて、そう提案する。
アルベド「風は晶核と蒲公英の種、草は晶核とスメールローズが材料だからどちらも作りやすいよ」
リサ「そうよ、争うくらいなら間を取って穏便に済ませるべきだとお姉さんも思うわ」
リサ先生も私たちの元にやってきて、そう言う。
ウェンティ「じゃあ、…草とかにしとこうか?」
平蔵「そうだね。そうしようか」
行秋「僕も異論ないよ」
「私も」
あんなに言い合っていたのが一瞬で収まって、先生達も頷く。
アルベド「じゃあ、頑張って。君達がどんなものを作るのか楽しみだよ」
アルベド先生とリサ先生は去っていく。
てか私達防草薬以外の何かを作ると思われてるんですかね
行秋「じゃあ、僕は材料を取ってくるよ」
ウェンティ「ボクも行くよ!」
平蔵「じゃあA、僕達は器具を取りに行こうか」
「わかった、任せて!」
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…?笑 (5月9日 7時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります!thanks!! (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ヒャ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い!次の投稿待ってます! (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2024年2月22日 0時