# day14 ページ18
「うーん…」
図書室を出て、私は頭を抱えていた。
ウェンティ「気になる?あの2人のこと」
「…まぁ、」
それはもう
好感度が低いのはどうしても気になるよね
−80までなるって絶対何かあったんだと思うんだよ。多分。
私の場合単純に理由がなくても印象が悪いだけだったっていうのはあり得る気がするけど
それだけであそこまで下がるものなのかな
そう思ってウェンティさんの頭の上にふと目線をやると
ウェンティ:−14
あれ?だいぶ回復してる…
前は−60とかじゃなかったっけ、
「…ちなみにウェンティさんは私の事があまり好きじゃないと思うんですけど理由ってあります?」
ウェンティ「どうしたの、急に。…そうだなぁ、」
ウェンティ「言うなれば、普段関わらない人でも君には良いイメージはなかった…ってやつだよ。僕もそのうちの1人だったからかな」
やっぱりウェンティさんはそうなんだ…
てか嫌いな事否定してくれないのね、悲しい
ウェンティ「でも最近君が変わったって聞いて。半信半疑だったけど…今の君を見て、確かに変わったなと思った」
ウェンティ「今の君、僕は凄く好きだよ」
すっ…!?
す、好きっていいと思うって意味で言ってるんですよね??
「冗談はやめてくださいよ」
ウェンティ「……本気だよ、って言ったら?」
「…は、?」
?????
え待って頭の中宇宙だってどういうこと??
訳もわからずぽかんとしていると、ウェンティさんが突然吹き出す。
ウェンティ「あははっ、それだよその反応!最高に面白い!」
「え、からかってます?」
ウェンティ「当たり前じゃん、僕が君にそんなこと言うと思ってたの?」
やっぱりこの人殴って良いかな
一瞬期待した私が馬鹿だった!最初からわかってたけど!!泣
ウェンティ「それで、君どうするの?」
「どうとは」
ウェンティ「行秋と重雲を気にしてるんでしょ?ならまたここに来たりするの?」
「あー…そうですね」
確かに、図書室で私が何をしたのか、知っておきたい
そしてついでに周りの好感度も上げたい
しばらくは私図書室通いをすることになりそう
ウェンティ「彼らのことが知りたいなら…僕も連れて行ってよ」
「え、ウェンティさんも来るんですか?」
ウェンティ「うん、僕も少し気になるからね」
ウェンティさんも来るなら心強いかもしれない
仲間は多い方がいいし
「じゃあ、2人で真相解明しましょ!」
ウェンティ「おー!」
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…?笑 (5月9日 7時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります!thanks!! (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ヒャ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い!次の投稿待ってます! (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2024年2月22日 0時