# day12 ページ15
『気をつけた方がいい』って……
ウェンティ「君は最近『あのAが変わった』とか『周りに媚び売り始めたんじゃないか』とか、色々言われてるけど」
…ん？一つ目はさておき二つ目は何だ？？
私死なないように必死で駆け回ってるだけなんですけど
ウェンティ「とにかく、君は前より確実に印象が良くなってるのは間違いないよね」
「そうなんですかね…でもそれっていいことなんじゃないですか？」
ウェンティ「だからこそだよ」
…？何か問題があるのだろうか
ウェンティ「好かれる事が必ずしも良い事とは限らないでしょ？…特にあの双子には」
「空と蛍…？」
ウェンティさんに言われた事がよく分からずにいると
鍾離「A、いるか」
教室に鍾離先生が入ってきて私を呼んだ
「います、何か用ですか？」
私も声をかけると先生がこっちに歩いてくる
鍾離「手は空いているか？少し届けて欲しいものがある」
そう言う先生が持っていたのは十数冊の本。
鍾離「これは学校への追加希望があった蔵書なんだが、これらを図書室まで届けて欲しい」
「あれ？先生、職員室に空と蛍を呼び出したんじゃなかったんでしたっけ」
鍾離「む、俺は別に2人は呼んでいないが」
え、でもウェンティさんが…と思って見ると、露骨に目を逸らされる。
「……」
鍾離「お前…まさか」
ウェンティ「いやぁ、Aと不本意だけど少し話す機会が欲しかっただけだって…」
ということは2人に嘘ついたって事？てか不本意って言いました？？
口ごもるウェンティさんに鍾離先生はため息をつく。
鍾離「…ウェンティ、お前も一緒に本を運んでこい」
ウェンティ「えぇ！？やだよ面倒くさい」
鍾離「ふむ、そんなに指導室へ行きたいのか」
ウェンティ「……。はぁ、わかったよ。早く運ぼう、A」
そう言ってウェンティさんはあった本をほぼ全部持ち上げた。
「私も持つよ？」
ウェンティ「…君、まさか僕のことか弱い奴だとか思ってるの？これでも僕、男なんだけど」
声をかけると、むすっとしたように返事を返される。
ウェンティ「ほら、早く行こう」
「う、うん」
私は残った数冊の本を持ってウェンティさんと教室を出た
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起きたらこの作品がすごい伸びててビビった作者のみです。たくさんの☆♡ありがとうございます
もしよければ自分の学校にこのキャラいたら…とか皆さんの想像聞かせてくれると嬉しいです
ではまた
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…？笑 (5月9日 7時) (
レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります！thanks！！ (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ﾋｬ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い！次の投稿待ってます！ (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2024年2月22日 0時
