直線鬼は女好き。 【新開 隼人】

THIRTY-SEVENTH ページ38

宮「はい、じゃあ実行委員やりたい人、居ますか？」



日々は巡り、箱学にもいよいよ文化祭の時期が来た。


各クラス勢ぞろいになって、闘志と時間を消費している。



宮「次に、何をするかを決めたいと思います。意見がある方！」


男「コスプレカフェ！」


女「執事喫茶！」


男「そこは執事じゃなくてメイドだろ！」


男「ここは定番のお化け屋敷で････。」


全「「ないわー。」」



なんていうクラス会議も終わり、意見はひとつにまとまった。


結果は････は？



あ「メイドカフェ!!?」



あたしがボーっとしてる間になにがあったし!?



真「俺寝てて分かんなかった〜。」


宮「こら山岳、寝ちゃダメって言ったでしょ！」


真「あっはは、異様に眠かったからさ。」


宮「もー！」



どうやらメイドカフェを最初に提案した男子がごり押ししたらしい。


一部の女子は執事服の方が安いため執事役をする。


その執事役をもう選んでしまったというから驚き。


あたしは半強制的にメイド服を着ないといけなくなった。


大丈夫、あたしより可愛くないゴリゴリの男子も着るんだ。



あ「すっげえ嫌。」


男「藍川ってメイドだよな？」


あ「うん。代われ。」


男「残念、俺も。」(修羅顔)

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