【2j3j】貴方は僕の神様だ【knmc】

君は綺麗なままでいて ページ28

『間に、合った…』




剣持「うわ、葉っぱ頭についてる…」




なんとか着いた魔法学園は、門から凄い。こんなにも魔石を使っていて…ん？あの魔石純度が低いな。平気なんだろうか…




「待て。入る前に受験票を」




厳つい甲冑を身に付けていていかにも"門番"という人に呼び止められた




『これ。二人分です』




「…名前を」




剣持「剣持刀也です」




『AA』




受験票の上に光の輪ができ、ポンッと音と同時に紙に丸が入った




「うむ、本人だな。全力を尽くすように。それと遅刻ギリギリなのは止めなさい。あと1分だぞ」




…あと1分…？




『ちょ、早よ行くぞ！！』




剣持「言われなくても…っ葉っぱ取れない…」




『後で取るから！』





.







「…何アレ。ここがどんな場所かわかってるのかしら」




「あんな格好して…恥ずかしくないのか?」




「頭に葉なんかつけて、ここは公園じゃないんだぞ?」




…あぁ、忘れてたよ。人間ってのは下をみつけて喜ぶ種族なんだった




剣持「A。何でこんなにも見られてるんですか…？」




『遅刻ギリギリだったからでしょ』





剣持「うっ…」




危ない危ない。風を使って音の伝わり方を変えたけど平気みたいだ。
ヴァンパイアは傷つかなくていい。自分が、守るから

人は成長の糧になる→←否があるお前は睨むなよ

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