戻してくれた貴方は神様だ ページ20
朧気になってしまった母の色。それが今僕の目に戻ってきた
『天使の力は浄化系統が多いから、かな』
昔、まだ人だった時に習った"天使"について一部思い出した
"地上に来る天使は少なく普段は羽を隠して暮らしている。地位によっては神をも越える力を持つ。天使特有の適正魔法、月は光魔法の上位互換でどんなものでも癒す"
Aは適正に月がある。だから、この目を治してくれたのだろう…いや、目だけじゃない。背中に違和感もないし爪も短い
剣持「…ありがとう、ございます。僕を、人に戻してくれて」
また僕は家族と一緒になれたんだ
『そ、そんな大層なことしてないんだが…あとヴァンパイアではあると思うぞ…?いや見た目は人か』
…神様。そう言ったら怒るんだろう。でも僕はAのことを神様としか思えない
剣持「…ふふっ、帰りましょうよ。あの家に」
手をAに向けそう言う
『はいはい。今日からヴァンパイアの家でもあるんだからな』
剣持「…そうですね。それとガッくん…友達についての話もしたいですね」
『おぉ、どんな感じか聞いてみたいね。最近の人の話はどんな感じか知りたいからね』
剣持「…流石に人と触れ合って下さい」
今思うと必要最低限しか外に出てなかったよな
『わかったよ…』
二人の背中にはスポットライトが当たったように眩しかった
.
それから数年後___
『ほらヴァンパイア早く!遅刻するから!』
剣持「いやなら起こしてくれたって良いじゃないですか!」
『自分で起きるって言ってたのは何処のどいつだよ!あぁもう飛んでくよ!!』
忙しなく二人は家から飛び出して行った
.
『っはぁ…なんとか間に合った…』
肩を動かして息を吸う少女と憎たらしい笑顔をする少年が門を通った
剣持「ほら大丈夫だったじゃないですか」
『黙れ』
剣持「…これで許してくれますか?」
『手繋いだだけで許すわけないだろーが』
少女は少年を睨みながらも握り返す
剣持「うぐっ…教室行きましょうか…」
『ん。今日もクラスメイトは元気なんだろうな』
___こうして舞台は魔法学園へと進む
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安海 - 零人さん» 零人さんコメントありがとうございます!全て読んでくださっているんですか…!?2j3jを知った1ヶ月後に書いた民なので至らない点が多かったと思いますがありがとうございます。ログインそんな緩いんですね…通知も切れそうですしやってみようと思います。 (2023年1月10日 7時) (レス) id: a1ab37ebe0 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - ホントに緩いのに、機能はログイン前より格段に良くなるのでログインおすすめします。かくいうボクも適当な記号入力して登録した民なので、その時点では絶対できましたから!!コメント連投失礼しました。これからも作品楽しみにしています!! (2023年1月10日 1時) (レス) id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - これ以上書くと語りそうなのでログインの話を、、。ぶっちゃけ占いツクールのログイン緩いのでてきとーに@つけた記号入力すればログインできます。そして通知は機種にもよりますが、画面の右側に表示されます。 (2023年1月10日 1時) (レス) id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - コメント失礼します!!迷ったのですが、感想を伝える良い機会な気がしたのでついでにログインのこと話します。長くなったらごめんなさい。まず、いつも楽しく読ませてもらっております!!作者様の書く小説全部好きで、はい。好きです。 (2023年1月10日 1時) (レス) id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安海 | 作成日時:2022年10月9日 12時