# 107 ページ7
(西川遥輝side)
みんなのフリー打撃を眺めながら、1人バットをいじっていると後ろからぎゅっと抱きついて
くるもの。
見れば俺の背中に顔をうずめたAだった。
遥輝「ん？なんやー」
「…んーん、…」
いつもより声に元気がない。
体ごと振り返って片手で抱きしめながら
Aの額に手をあてる。
そういや、昨日ずっと喉痛い言うてたな。
思ったとおり、手に触れる額は熱い。
抱き寄せたAの肩をさすってやりながら
言う。
遥輝「A、しんどいんやろ？」
「…うん、ちょっと…」
遥輝「鼻声やな。これはあかんなー」
Aをベンチに連れて行き、そこに座らせてついでに持ってきたタオルケットをかける。
遥輝「体冷やすのがあかんねんで、」
「うん、…」
遥輝「飲む？」
「…うん」
スポーツドリンクをフタを開けて渡すと、
Aはゆっくりそれを飲んだ。
遥輝「今日はすぐ寝ような」
「(こくん)…はるき、」
きゅう、と抱きついてきたAの頭を
安心させるように優しく撫でると、俺の胸に
顔をこすりつけてそのまま静かになった。
タオルケットをかけ直し、冷気が入ってこないように眠るAをしっかり抱きしめる。
体が熱い。しんどいやろなあ。
翔平「A、どうしたんですか？」
遥輝「ちょっと熱あんねん。しんどそうやった
から、ここで休ましてる」
翔平「…あ、僕のパーカー着ます？」
着ていたパーカーを脱いだ翔平から受け取り、
「A、ちょっとごめん」と上から
すっぽり被せた。
翔平「寒くなってきたから、風邪引いたんですかね」
遥輝「まあ、体も強いほうやないからな」
翔平「かわいそうですね…」
翔平の手がそっとAの髪を撫でる。
Aが元気ないと、俺らも心配やで…
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さやか(プロフ) - のんさん» まだ作成中です！明日になれば更新すると思うので、楽しみにしててください！ (2019年4月13日 23時) (
レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 新しいのなんて検索すれば出てきますか？ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 46ded136c3 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 楽しみにしてるので早く更新してください。 (2018年7月27日 19時) (レス) id: d893583017 (このIDを非表示/違反報告)
あやの - なるみさん» リクエストありがとうございます！宮西尚生さんですね、了解しました(￣^￣)ゞ (2018年7月6日 7時) (レス) id: 21bf1aaff4 (このIDを非表示/違反報告)
なるみ(プロフ) - 読ませていただいていますリクエストいいですか？宮西尚生さんを出していただいてもいいですか？よろしくお願いします (2018年7月2日 23時) (レス) id: 1bb4345cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2017年9月29日 23時
