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視界の端で、電話を知らせる携帯の画面が
チカチカ光る。
純くんは私の携帯を手に取り、しげしげと眺めた。
純「遥輝…？なにお前男いたの？」
「…ちがうよ…」
純「ふーん。まあどっちでもいいけど。
Aは俺のものだしね」
プツ、とシャツのボタンが外されていく。
薄れる意識の中でぼんやり考えた。
ここはどこなんだろう…。
私を車に連れ込んだ後すぐ、純くんは
どこかへ車を走らせて停めた。
…痛い…寒い…。
何でこんなことになったのか、
こんなことをされるのか、
ああそうだ自分が悪かったんだと、
根拠もなくそう思い込んだ。
あらわになった首筋に純くんの唇が触れ、
ちく、と痛みが走る。
純「…Aは、いつからそんな悪い子に
なったの？小さい時は俺から離れるなんて
できなかったくせに」
「………、」
純「…俺と、石川慎吾、どっちが好き？」
「……しんご」
純「…そっか。俺もAが大嫌い。
でも、離さないから。言うこと聞けるよな？」
「……なんでっ、……」
純「反抗するんだ？あっそ。
じゃあ石川慎吾のあることないこと拡散する
からね？もう2度と、あいつのこと外歩けない
ようにしてやる」
「…っ！やめて！！お願い…
慎吾にそんなことしないで…！」
純「だったら言うこと聞けよ、」
私はどうなってもいい。でも慎吾だけは…
慎吾にだけは、何もしないでほしい。
純「携帯、俺以外の男全部ブロックしといたから。あと、学校終わったら迎えなんか呼ぶなよ。俺が迎えに行ってやるから」
どこかわからない公園のそばに、車から
出された。
力が入らずそのまましゃがみこんでしまう。
外は、雨だ。
純「そんくらいじゃ死なないでしょ。
てか可愛い妹に死なれたら困るし。
…じゃあ、またね？A」
そう言葉を残し、純くんは私を置き去りにして
車で走り去って行った。
自分の髪から落ちる雨のしずくを、
ただぼうっと見つめていた。
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さやか(プロフ) - のんさん» まだ作成中です！明日になれば更新すると思うので、楽しみにしててください！ (2019年4月13日 23時) (
レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 新しいのなんて検索すれば出てきますか？ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 46ded136c3 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 楽しみにしてるので早く更新してください。 (2018年7月27日 19時) (レス) id: d893583017 (このIDを非表示/違反報告)
あやの - なるみさん» リクエストありがとうございます！宮西尚生さんですね、了解しました(￣^￣)ゞ (2018年7月6日 7時) (レス) id: 21bf1aaff4 (このIDを非表示/違反報告)
なるみ(プロフ) - 読ませていただいていますリクエストいいですか？宮西尚生さんを出していただいてもいいですか？よろしくお願いします (2018年7月2日 23時) (レス) id: 1bb4345cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2017年9月29日 23時
