# 29 ページ29
「…奨太さん〜」
奨太「はいはいどした(笑)」
大事な相談はいつも奨太さんにしかしない私。
今日も、卓ちゃんのことでどうしていいか
わからず奨太さんに泣きつきました…。
事情をひと通り話すと、奨太さんは
ふむふむと一生懸命聞いてくれて。
奨太「そうか…ここ来た時から、Aは
1番卓に懐いてたもんなぁ」
よしよし、と頭を撫でられる。
奨太「卓のこと大好きなんだから。
寂しかったんだよな、Aは」
「…うぅ〜…」
奨太さんは私の頭を撫でながら続ける。
奨太「でも、Aは卓の気持ち
考えてあげてた？卓がAのこと
何とも思ってないってほんとに思う？」
「…ううん、…」
奨太「Aに話聞いてもらえなくて、
卓も寂しかったと思うよ？」
「…うん…」
奨太「俺近くで見ててあげるから。
卓に、言いたいことちゃんと伝えてごらん」
奨太さんが卓ちゃんを呼んで来てくれて、
私は今卓ちゃんと向かい合ってる。
…5メートルくらい離れてるけど。
「…あのね、卓ちゃん。卓ちゃんが
彼氏にしたいNo. 1になって、私ね、やきもち
妬いてて…卓ちゃんが遠くに行っちゃうんじゃ
ないかって、
…自分勝手だけど、できればずっと
卓ちゃんのそばにいたかったから、」
卓「…A」
顔を上げると、卓ちゃんは私の前に
立っていた。
卓「…離れんでよかやん。
ずっとそばにおって」
…やっぱり泣いてしまった。
卓「…泣くなって(笑)」
「…ったくちゃ、…ひどいことして、
ごめんなさいっ…」
卓「…気にしてなか」
やっぱり卓ちゃんが大好きなんです。
それからというもの、私は卓ちゃんに
ぴったりくっついて、前よりさらに
近づけました。
めでたしめでたし。
拳士(…あの2人片時も離れないんだけどさ)
遥輝(何だかんだ卓さん嬉しそうですけどね。
てか、何で卓さんばっかなん？
俺一応2位やねんけど)
翔平(にじみ出るオーラの差ですかね)
遥輝(何やと翔平)
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聖也(プロフ) - 高1でこれはキツいな…苦笑 夢小説なのに第三者視点で読んでます。上田さんの言う事も一理ありますね笑 ただ選手は素敵ですね！ (2017年10月5日 18時) (
レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 高校１年生何ですよね？なのに膝の上に乗るとか抱っこしてもらうとかおかしくないですか？面白いので頑張って下さい！ (2017年10月4日 1時) (レス) id: b952425cd8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの - 0812さん» ほんとですか！！ありがとうございます！！！そう言っていただけるのが1番嬉しいです！！！Part 2もよかったら見てください(*^^*) (2017年7月26日 18時) (レス) id: 21bf1aaff4 (このIDを非表示/違反報告)
0812(プロフ) - 49話のところがすごく泣けます！！(涙)お兄ちゃんが涙を堪えているのが伝わってきました。 (2017年7月26日 17時) (レス) id: 1a28bb8284 (このIDを非表示/違反報告)
あやの - はんなさん» よかったです！！また書いてほしい選手がいたら、リクエストお願いします！！！ (2017年7月14日 7時) (レス) id: 21bf1aaff4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2017年6月14日 23時
