愛し方は人それぞれ (濱田軍団)

愛し方、10こ目 ページ10

Aside


のんちゃんに腕を引かれ、リビングに行く。

テーブルには、トースト、ジャム、スクランブルエッグ、サラダ、なんていう朝食らしい朝食が並べられていた。

『わ、美味しそう……』

のんちゃんが作ったのだろうか。淡い緑と白のボーダーのエプロンをつけている彼は、少し大人っぽく見えた。

小瀧「俺が作ったんやで！そう言ってくれて嬉しいわ。」

爽やかな笑顔を浮かべるのんちゃん。

さすが、小瀧望。

そう思いながら目をソファに移すと。


藤井「………」

こっちをガン見してくる、金髪の人がいた。

目が合ったかと思うと、すぐ逸らす。

あれはまさか流星くん…？？

小瀧「あぁ、アイツは、流星っていうんやで。まぁ言わなくてもわかるか笑 Aちゃん、
流星の事好きやもんな笑」

『まぁ…って！ なんで知ってるんですか？！』


なんだか関わっていいのか不安になったが、案外彼の方から声をかけてきた。

のんちゃんは、それぐらい分かるわ笑って言って何事もなかったかのように済ませる…



藤井「…………ん、」

たったそれだけだが、大好きな流星くんから差し出してきた手紙を受けとる。

『手紙、見ていいですか？』


こく、と頷くのを確認してから、中を見てみると。





「これから、よろしくな。あと、俺のファンになってくれてありがと。。」




お世辞にも上手いとは言えない字でそう書かれている。 そしてありがとって言われて顔が赤くなっていくのがわかった。


小瀧「おぉ……流星が………!!」

のんちゃんは歓喜の声を漏らしている。

そんなにこの人にとってはすごいことなのか……。

『流星、くんよろしくお願いします』

私は、大学を退学しなきゃいけないことも忘れて、そう返事をしてしまった。

流星くんの方を見ると、もうこっちは見ていなく、ただただ赤くなっている耳が見えてた。

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推しに手紙を貰った主人公…！
いいですねぇ〜〜
ちなみに私の推しは濱ちゃんです(θヮθ)

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