【鬼滅の刃】炎柱の恋愛事情

41日目 ページ44

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　空 side



　『ｯ…』



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　姉さんは、嬉しそうに微笑んでいた。
　苦しいだろうに、痛いだろうに…！！




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　炭治郎「A…さん、、？」


　
　空「…！」



　炭治郎「Aさんｯｯｯ！！！」





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　覚えのある男の子が姉さんに駆け寄っていく
　その子も理解が追いつかないのか叫んでいた






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善逸「炭治郎、どうし…っえ、！？」



伊之助「…！A、っ、？」







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　鬼殺隊員なのだろう。
　3人の少年達が駆け寄ってきた。






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　善逸「嘘っ…嘘でしょ…？」



　炭治郎「っ、まだ生きてる！すぐに運ぼう！」





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　男の子は鴉を飛ばすと姉さんを担ぎ上げた。






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炭治郎「隠の皆さんはっ…「( ｸｲｯ」！」




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　空「ねえさっ…姉さんを、助けてっ…！」



　炭治郎「！…必ず、必ず助けますっ、」






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　男の子達は目にも止まらぬ速さで駆けていく
　その時、丁度日が顔を覗かせた。





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　空「ね、っ…姉さんっ…」





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　自分の不甲斐なさに打ちのめされる。
　ただただ。願うことしか出来ないのだから。





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　煉獄 side






　Aが屋敷を出て、まだ2日ほど。
　既に会いたいと願う俺は、多分末期だと思う



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　お館様「集まってくれて有難う、皆。」





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　Aがまだ任務に出る中。
　俺達は柱合会議に出向いていた。






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　鴉「カァー！カァー！！伝令ー伝令ー！！」





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　一匹の鴉がお館様の腕に降り立つ。





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　お館様「どうしたのかな…？」




　鴉「鳴柱・碧葉A！上弦の参、撃破！」




「「！」」





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　凄い…凄いではないか…！！
　



怪我をしていないだろうか、
大丈夫だろうかと気持ちが流行る。





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　宇髄「落ち着け、煉獄。笑」


　煉獄「あぁっ…！」





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　だが、その気持ちは次の言葉で崩れ落ちる。





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　隠「柱合会議中、失礼致します…！
　蟲柱様！今すぐ屋敷にお戻りくださいませ！」




　しのぶ「…！？何かあったのですか！？」
　




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　その返答は、鴉が紡いだ。





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鴉「碧葉A、意識不明の重体…！
スグニ治療セヨ！」





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　その鴉は、一滴の滴を零していた。

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