【鬼滅の刃】炎柱の恋愛事情

4日目 ページ6

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煉獄｢ﾑｽｯ、」


『…ぁのぉ、、煉獄さん、？』



煉獄「何だ、」



『何故、私は見られているんでしょうか、？』









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帰ってきた煉獄さんと蝶屋敷で鉢合わせ。((
かれこれ15分は廊下で見下ろされ続けている









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煉獄「…竈門少年の頭を、撫でたそうだな」



『え、？……まぁ、はい。』



煉獄｢ﾌﾞｽｯ、」









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先程よりも一層、頬が膨らんだ。
何やら気に障ったらしい。









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『煉獄さん、怒ってます？』



煉獄「君は男というのをわかっていない、」



『、はい？』









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ん？何か説教始まったぞ？









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煉獄「むやみやたらに触るんじゃない」



『けど炭治郎は弟みたいなもので…』



煉獄「俺が嫌なんだ！」



『！』









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しまった、という様な顔をしながら、
煉獄さんはﾁﾗﾘと此方を覗いた。









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煉獄「今のは……忘れてくれ、」



『……可愛いので無理ですね』



煉獄「！？、可愛いのは君だろう！」



『煉獄さんの方が可愛いですよ、笑』



煉獄「いや、君の方が可愛い！」









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なんの言い争いだろ、これ。笑









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( ﾜｼｯ




『！』



煉獄「とにかく！
俺以外に触るのは極力避ける様に！！」



『は、はひ…』









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包み込む煉獄さんの手は暖かい。



けれどそれよりも目の前にある顔を見たら
自分の頬が火照ってるのはすぐに分かった。








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煉獄「！…ふっ、やはり愛いな」



『！？』









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無造作に動かされる私の手。
それはふわふわとした何かの上だった。









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煉獄「俺のも、撫でてくれないか？」



『ｯぅ、、』



煉獄「、？」



『(絶対、分かっててやってる…)』









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とか言いながら手を動かしてる自分がいる。
なんだかんだ私も煉獄さんには弱い。









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煉獄「…♪、」


『…///』









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求婚を断っている自分が言うのは何だが。
煉獄さんは結局特別な人みたいだ。

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