【鬼滅の刃】炎柱の恋愛事情

33日目 ページ36

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『有難う御座いました、！』



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頭を下げるAに、
幾つもの声が反応を返した。




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　槇寿郎「頑張ったのは、君だろう。」



　千寿郎「Aさんの為なら何だってやります！」



　炭治郎「いつも助けて頂いてますから…！！」



　善逸「俺はスッキリしたから満足ですのでっ」←


　伊之助「…花、食わせろ！！」←え



　善逸「ダメだって言ってんだろぉぉぉ！？」





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　そして、眉を凹ませる彼が口を開いた。





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『ごめんなさい、煉獄さん。
お花、折角選んだの…ん、』





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暖かい手が温もりを届ける様に動く。





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　煉獄「気にしなくていいさ。



花には申し訳ないが…
気持ちはちゃんと、伝わったのだからな」






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　先に歩く炭治郎達を追う様に歩みを進める。
　彼が舞わせる羽織りを少し掴んで阻んだ。






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『っ…杏寿郎さん！！！』


　

　煉獄「なっ、何だ！！！！」←釣られた







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『っ…有難う、っ』




煉獄「！！」







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　自分の気持ちに気づけた。
　貴方からの愛は、何時でも暖かかった。







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　煉獄「っ…外でなければ、抱きしめていたぞ」



『…少しなら、良いですが』




　煉獄「！」







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　少しでも返したかった。
　彼からもらったもの(愛)を＿＿＿＿私から。






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　煉獄「っ…」








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　ぎゅうっ、と抱き締める力が強まる。
　大きな彼は手加減しながら頭を横に動かした









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　煉獄「……好きだ、」


『っ…私も、好きですっ…』









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　やっと、やっと言えた。
　









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　煉獄「君は俺のだっ…」




『っふふっ、はいっ、』









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泣きそうな声の彼を見ると、
照れ臭そうに笑ってくれた。









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『煉獄さん、』



　煉獄「？」



『好きです、』



　煉獄「！」







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　同じ事を、やってみたかっただけだけど。笑
　









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　煉獄「っ…これは、心臓がもたないな…」









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　可愛い彼の反応が返ってきた。

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