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黒尾「お前、仕事は･･･？」
『･･･』
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何か言いたそうな顔はしてる。
でも口元から手を離そうとしなかった。
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黒尾「どうし＿＿＿＿「A、」
「「！」」
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伸ばした手は、目の前に現れた男に阻まれた
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「ごめんごめん、待った？」
『おかか』
「そ？あ、クレープあったよ。はい、」
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サングラスを掛け、ラフな格好の男。
何処か聞き慣れた声は俺たちを捉えた。
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五条「あれ、この間の子たちじゃん」
山本「…あぁ！！目隠し先生！！」
夜久「おお！」
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ども〜！、と笑う先生。
俺らでもびっくりするくらい綺麗な顔だった
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五条「今会ったの？」
『しゃけ』
五条「そかそか〜」
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何処か焦がれる目をする先生は、
視線を外して俺の方を見た。
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五条「あれ、彼女〜？隅に置けないなぁ」
黒尾「え、、ッ、ぃや、これは…！」
五条「今どきの子は青春してるね〜」
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先生寂しい！なんて言い出す始末。
つか彼女じゃねぇし！弁解ぐらいさせて！？
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リエーフ「お仕事っすか？」
五条「うん。今日は沢山人が来るからね」
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護衛的な？と先生はあっけらかんと言い放った
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五条「さて。僕らはもう行こうか」
『( ｺｸｺｸｯ』
五条「じゃあね〜」
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青春したまえ！と誤解を生ませる先生。
そんな先生の背を追うAを止めた。
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黒尾「あ、、っと。仕事、頑張れ…」
『…しゃけ』
五条「A〜？一緒に食べるよ〜」
『ツナマヨ』
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嬉しそうに先生のとこに走っていくA。
その姿に胸が傷んだ。
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研磨「一緒に食べれるんだね。あの人は」
夜久「みたいだな〜、俺らはダメなのに」
山本「それだけ特別って事なんすかね？」
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分かってる、これは全部現実だ。
でも逃げたくて、見たくなくて唇を噛んだ
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「あの、黒尾くん…？」
黒尾「悪いけど、俺好きな子いるから」
「「！」」
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断りを入れてその子から離れる。
少し歩を進めると研磨が横に並んできた。
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研磨「誤解させたんじゃない」
黒尾「･･･うん、だと思うわ」
研磨「………見つけたいなら、行けば？」
黒尾「…」
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後を追っていいものなのかと身体が止まる。
俺はただ立ち尽くすことしか出来なかった。
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ほのり - 私は狗巻くんや黒尾さんが大好きなのでこの作品を見つけた瞬間これだ！ってなりました(笑)｡良い作品なんだろうなと思い読んでみたらやっぱり神作品だなと思いました｡これからも色々な作品を書けるように私なりに応援したいです！頑張ってください！ (2022年11月12日 22時) (
レス) @page48 id: f2c3e82c38 (このIDを非表示/違反報告)
そらまゆ🌸🍓 - 面白くて一気読みしました(笑)可愛いい〜♥作者さん神過ぎません？ (2022年4月21日 1時) (レス) @page48 id: 7272f2ecda (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - なるほど！ってなりました！！ (2022年2月13日 23時) (レス) @page12 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 棘くんの双子さんなのにどうして3年生なんだろ？？続き読めば分かるかもなので読み進めていきます！ (2022年2月13日 23時) (レス) @page8 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮。(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!こんな神作品ありがとうございます!!!この作品のような呪言師設定で他のオチのやつも見てみたいです…!!これからも応援してます!!!! (2021年6月3日 18時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shimo
| 作成日時：2020年12月1日 16時
