# 20 ページ23
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��来るよな？��
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黒尾くん、なんであんな事聞いたんだろ。
行かないことはまず無いのになぁ、
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( ｶﾞﾗｯ
「「！」」
『(……おはよう、ございます、？)』
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心の中で挨拶をしながら席に着く。
この学校、また呪霊増えたんじゃないかな…
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『(あれくらいなら後でも大丈夫か…)』
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いつものように、ただボーッとする。
昨日までの賑やかさがもう恋しい。
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『(悠仁達と話したい…)』
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ふと、窓を眺める視線を変えずにいた時。
上から大きな影が落ちてきた。
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『！』
黒尾「よっ、はよ、」
「「！」」
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少しだけ口角を上げる黒尾くんがいた。
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『しゃ……ん��ん��ｯ､( ﾍﾟｺｯ』
黒尾「！…ふはっ、ん、おはよ。笑」
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流石にここで��しゃけ��は不味い。
《話しかけてもいいか》ってこれの事か、、
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「お、おいおい、黒尾！どしたの！？」
黒尾「あ？なにが」
「いや、狗巻さんと話してたからさ、」
「お前、今まで話したこと無かったろ？」
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皆、黒尾くんの周りに集まり始める。
どうやら私と話す物好きに興味があるようだ
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黒尾「あー…お前らも話しかけてみろよ。
狗巻さん、めちゃくちゃ良い人だからさ」
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わざとだろうか少し大きめな声が飛ぶ。
チラッ、と見入ると気付いたのか手を振られた
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『！…( ﾋﾗﾋﾗｯ』
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けどまぁ、すぐすぐ状況が変わる訳もなく。
黒尾くんはまた皆の輪の真ん中に入っていった
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『(悠仁みたい、)』
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優しくて、強くて、かっこいい。
だからこそ、皆が好きになる。
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『(…私以外は、だけど)』
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��好き��の感情も、私には無意味。
だって言葉に出せない。喋れないんだから。
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( ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｯ
『( ｶﾀｯ、』
黒尾「！………っぁ、」
夜久「黒尾ー！飯食おーぜー！！」
黒尾「あ、、…おお、すぐ行く」
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さてと、お昼休みだ。
屋上は人が来やすいからグラウンドでお昼。
大きな木に寄りかかれるし、1人だし。
これ程までにリラックス出来る空間もない
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『……いくらっ！』
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五条先生が持たせてくれたお弁当！
私の好きな物ばっかりだ〜っ
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「嬉しそうだね、」
『！…っ！？』
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やっほ、と顔を見せたのは幼馴染くんだった。
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ほのり - 私は狗巻くんや黒尾さんが大好きなのでこの作品を見つけた瞬間これだ！ってなりました(笑)｡良い作品なんだろうなと思い読んでみたらやっぱり神作品だなと思いました｡これからも色々な作品を書けるように私なりに応援したいです！頑張ってください！ (2022年11月12日 22時) (
レス) @page48 id: f2c3e82c38 (このIDを非表示/違反報告)
そらまゆ🌸🍓 - 面白くて一気読みしました(笑)可愛いい〜♥作者さん神過ぎません？ (2022年4月21日 1時) (レス) @page48 id: 7272f2ecda (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - なるほど！ってなりました！！ (2022年2月13日 23時) (レス) @page12 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 棘くんの双子さんなのにどうして3年生なんだろ？？続き読めば分かるかもなので読み進めていきます！ (2022年2月13日 23時) (レス) @page8 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮。(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!こんな神作品ありがとうございます!!!この作品のような呪言師設定で他のオチのやつも見てみたいです…!!これからも応援してます!!!! (2021年6月3日 18時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shimo
| 作成日時：2020年12月1日 16時
