【夏油傑】浮気ごっこ【伏黒恵】

私達の関係って？ ページ10

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『(あー･･･暇だなぁ、、)』



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恵も悠仁も野薔薇も任務に出てった。
別にそれが普通だから仕方ないんだけどさ。
取り残されるくらいなら連れてって欲しいな←



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『私の任務少なくない？あ、戦力外通告？』



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この歳でクビは味わいたくないなぁ、、
なんてボヤいていると小声が聞こえてきた。


もう慣れたこの声。
ジト目で見やるとやっぱりその人だった。



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傑「随分と大きな独り言だね、笑」


『五月蝿いですよ。』



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五条先生とは対称に忙しそうに見える夏油先生
今日はお暇そうですけどね。



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傑「君、この間まで任務続きだっただろう？
学長が少し休ませろって言っててね、」


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うっそぉ、、あの？あの学長？？
･･･学長先生の手が回ったのか、←



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『！･･･学長先生、愛人にしてくれないかな』


傑「今時それは古いと思うよ。」



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忙しいよりは暇な方が好きだから良いけど。
屋上で寝っ転がると真後ろに先生が座ってきた



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傑「ほら、寄りかかっていいよ」


『えー･･･裏ありそうで怖いですって』


傑「失礼な。特別な人には無料提供するよ」



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いつもは高いけどね、と言って私を持ち上げる
そのまま先生の脚の感触が背中に走った。


ゴッツイ大人の脚。
軽く痛いから呟くとまた笑われた。



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『先生にとって私って特別だったんだ』


傑「そりゃあね。イケナイ関係だもの」


『ん〜･･･やっぱ生々しい、』


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先生なら女を取っ替え引っ返え出来るだろうに
つくづく生まれる疑問が腹立たしい。


これも全部、夏油先生のせいだ。
そう思う事で全てを鎮めていく。


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『先生、私達の関係って。何なんだろうね』


傑「！･･･、」



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関係を持ってから初めて、問いかけをした。
生まれた疑問を頑張って抜粋して。



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『やっぱセ○(傑「辞めなさい」･･･じゃあ何』



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名に拘る趣味はないし、そこまで女々しくない
でもよく分からなかった。･･･純粋な疑問だ。


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傑「今してるのはキスだけだからね。
私はこの先へ手を出すつもりは無いよ」


『･･･生徒だから？』


傑「勿論。･･･けど多分守れないかな、」



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ちゅ、と上からキスを落とされる。


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傑「だから、【 今は 】に訂正しておくよ」



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降りかかってくる表情は、初めて見るものだった。

.→←どんどんクズになっていく。

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