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月曜日〜金曜日。
数人しか居ない学校じゃ、皆顔見知り。
かと言っても一個上の先輩方くらいで、
三・四年生の方とはまずお会いしたこともない
特に静かと言うわけでもなく、
どちらかと言うと五月蝿いくらいだ。
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悠仁「A！お前の彼氏怖いんだけど！」
『そんな事言われても知らないよ〜』
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バタバタと廊下を走り、私の後ろに隠れる。
元気っ子と称される彼はいつもこうだ。
宿儺の器であり、ある意味超人離れしてる男
名を虎杖悠仁が今日も騒がしさを引き寄せる。
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野薔薇「くぉらっ！逃げんな虎杖！！」
悠仁「なんっで敵が増えてんのっ」
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あっ、やっほ♡と抱きついてくる女の子。
彼女もまた平常運転の親友様だ。
彼女の信念に憧れ、尊敬した。
名を釘崎野薔薇は今日も美しさを増させていた
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野薔薇「離れろ虎杖。Aは私のよ」
悠仁「メンヘラ女は嫌われるんだぞ〜･･･？」
野薔薇「だぁれがメンヘラじゃー！！」
『あはは、、(五月蝿〜い、)』
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今日も今日とて平常運転。
穏やかで慎ましい日々だ。
そんな外側の姿に笑顔を振り撒き、
後ろから来る彼の姿に裏の顔が疼いていく。
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「お前ら、五月蝿いから辞めろ」
悠仁「おお、伏黒が怒ってる」
野薔薇「あんたのせいよ」
悠仁「何でぇ？！」
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彼が来たことで皆の雰囲気が一変する。
かく言う私も勝手に頬が緩んでいた。
二つの意味でｸｽｯ、と笑むと隣に影が立った。
溜息を吐く姿もまた綺麗だと改めて思わされる
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『今日も大変だね。お疲れ様、恵』
恵「･･･ん、」
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疲れた、と子犬のように耳を下げる。
その原因を見てもう一度言葉をかけた。
お気付きかと思うが私は彼が好きだ。
所謂初恋。半年程、アタックし続けた。
そしてそんな好きな人･･･恵は私の彼氏。
でも、《 そうであってそうじゃない 》
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恵「Aも、お疲れ」
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彼が見てるのは、《 私 》じゃない。
《 私 》を通して《 誰か 》を見てる。
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『･･･うん、ありがと、』
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彼から告げられたことは1度も無い。
これは完璧なる私の勘だ。
でも間違ってない、と何故か自信がある。
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『恵、好きだよ、』
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照れる彼の横顔を見ながら、
今日も私は嘘の笑顔を貼り付ける。
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美姫(プロフ) - 先生は？！傑先生は？！続きが気になります！！ (2021年7月29日 22時) (
レス) id: ac5aee6225 (このIDを非表示/違反報告)
いたりー - この後どうなるのかすごく楽しみです！！！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3170693201 (このIDを非表示/違反報告)
いたりー - ウワッウワッ！！！うわー！←うるさい！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3170693201 (このIDを非表示/違反報告)
ハルチャ(プロフ) - 毎回どうなるのかドキドキしながら読んでいます！！頑張ってください！！ (2021年3月23日 18時) (レス) id: 5180ecc88d (このIDを非表示/違反報告)
なな。 - こういう系の本当に大好きすぎるるぅ!!あなたは天才ですか!!!笑、これからも更新楽しみに待ってます!!!がんばってくださいいいい!! (2021年3月6日 21時) (レス) id: a61ae100ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shimo
| 作成日時：2021年3月1日 19時
