確証に変わった事実。 ページ14
::
恵「A？」
『びゃいっ！！』
恵「びゃい？」
.
.
思わず出た声に反応した恵は小さく笑ってる。
その心酔していく笑顔に私もまた溺れていった
.
.
『めっ、恵も任務帰り？』
恵「まぁな。お前も？」
『そうだよ〜』
.
.
早めに終わったけど、ちょっとだ家怪我をした
家入先生の所へ行く途中だと言うと恵は顔を顰めた
.
.
恵「見せろ」
『え？グ○いぜ？』
恵「そういうのはもう見慣れてる」
.
.
私達は呪術師でもう普通じゃない。
だけど、たまに勘違いしそうになる。
慣れてしまった事も全部慣れていなくて、
怖がらせてしまうから辞めておこう、とか。
.
.
恵「抉られてんな」
『車乗ってから気付いたよね〜』
.
.
今日の担当は伊地知さんだった。
ものすんごい慌ててたなぁ。
--
��伊地知「ちっ、血が！！血が出てます！」��
��『え？･･･うぎゃわぁ！！』��
--
『伊地知さんには謝りきれないよ･･･』
恵「後で一緒に行ってやる」
『ほんと？助かる〜笑』
.
.
笑う彼が好き。
無条件に人を助ける彼が好き。
だから誰を見ていようと構わない。
私の隣で彼氏で居てくれたら、それで。
.
.
恵「なぁ、A」
『ん？』
恵「･･･もし、忘れられない人が居たら、どうする」
.
.
そう言った恵の顔は初めて見るものだった。
焦がれてると言うより真顔に近くて。
ただ純粋に疑問を放ってる感じ。
だから私も純粋に自分の気持ちを告げた。
.
.
『それは恋系のやつですかな？？』
恵「あー･･･まぁ、その。」
.
.
やっぱり誰かと重ねてる。
純粋にとか言いながらなんて不純な考えだ
.
.
『･･･居るの？恵には、』
恵「･･･居る。」
.
.
でも今この時、��確証��に変わった。
彼にはやっぱり重ねてみてる人がいる。
でもどうして告げてくるのは理解できない。
隠し通せばいいのに。
.
.
『･･･良いんじゃない？別に居ても』
恵「！」
『私だって居るし。さとる･･･五条先生とか！』
恵「それはまた別の兄心的なのだろ」
.
.
それでも私は純粋な答えを貫いた。
貫き通したかった。
恵が話してくれた意図は良く分からないけど
報いたいと思ってしまったから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美姫(プロフ) - 先生は？！傑先生は？！続きが気になります！！ (2021年7月29日 22時) (
レス) id: ac5aee6225 (このIDを非表示/違反報告)
いたりー - この後どうなるのかすごく楽しみです！！！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3170693201 (このIDを非表示/違反報告)
いたりー - ウワッウワッ！！！うわー！←うるさい！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3170693201 (このIDを非表示/違反報告)
ハルチャ(プロフ) - 毎回どうなるのかドキドキしながら読んでいます！！頑張ってください！！ (2021年3月23日 18時) (レス) id: 5180ecc88d (このIDを非表示/違反報告)
なな。 - こういう系の本当に大好きすぎるるぅ!!あなたは天才ですか!!!笑、これからも更新楽しみに待ってます!!!がんばってくださいいいい!! (2021年3月6日 21時) (レス) id: a61ae100ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Shimo
| 作成日時：2021年3月1日 19時
