【五条悟】記憶喪失のフリをしたら元彼と付き合うことになった件について。 (ページ7)

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Come back my 母校ページ7

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五条「はーい、お帰りなさいっ！」

『･･･』

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あれから検査とかも含めて1週間入院した。
この男は毎日逢いに来て下さいました。ええ、

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五条「あ、僕のことは悟って呼んでね！」

『え、、でも･･･』

五条「いつも呼んでくれてたから。いーの」

『はあ･･･』

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いつものハッタリだと思ってたのに、
意外な本気さに隠れて溜息をつく日々。

まあ、気分屋の彼の事だ。
また＂飽きた＂って捨ててくれるだろう。

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『(て、いうか何故高専･･･)』

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家に帰るのでは無く、そのまま見慣れた母校へ
＂お帰り＂はあながち間違いじゃないけどね、

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五条「ここに住んでたんだよ～」

『ここに･･･』

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うん、住んでたよ。昔ね？
なのに家の家具が何故全てここにあるのかね

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五条「Aはね、OLとして働いてたんだ。

実際住んでたのはここじゃないんだけど、
僕がここに住んでるから引っ越して貰ったの」

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ああ、絶対お母さんたちだ、ッ(大正解
お世話になるってそういう事！？

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『ぇと、五条さ「悟」･･･悟さんも、此処に？』

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ひとつ屋根の下で暮らすとか無しだぞ。
んな事言われたら夜逃げ出す。

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五条「僕は隣の部屋！
いきなり一緒だと怖いでしょ？」

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＂僕は良いけどね、＂と笑う元彼･･？さん。
ちょっと気遣ってくれてる事には、驚きだ。

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五条「あと、君は今日から呪術師だからね！」

『！･･･呪術師、？(はあ！？)』

五条「僕の傍に居られるし、適正ばっちり！」

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君と居たくなくて呪術師辞めたんですけど！？
OLから呪術師ってブランクどーすんの！←

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五条「って言っても現場は少々だから。」

『え･･･？、【ﾎﾟﾝｯ】

五条「今はゆっくり休んで。ね？」

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私の頭を撫でる彼は、
＂またね＂と言って部屋を出た。

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『(なんなの･･･彼奴、)』

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戸惑う私に、一通のメールが走る。
内容を見てから逃げ場が無い事を確認した。

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＂アパートは引き払っといたから！
五条さんとお幸せにね！！母より＂

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『(だから記憶喪失なんだってば！！)』

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フリだけどね！？
けどこうなった以上、選択肢はひとつ。

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『(絶対彼奴を好きにならない。)』

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項垂れながらそれだけは心に留めた。