【五条悟】記憶喪失のフリをしたら元彼と付き合うことになった件について。 (ページ19)

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(苦手な方はスルー！)

意外な本音に荒れていた心が黙る。
それと同時に＂独占欲＂の意味を知った。

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五条「思い出したらキレると思うんだよね。
結構酷い振り方しちゃったからさ～」

『(酷い自覚あったんかいッッッ)』

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けど、ほんとに好きだったんだよ。と言った

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『･･、因みに、どのような振り方を？』

五条「＂飽きた＂っつって」

『あ、それは殴りますね(覚えてるんだ)』

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ヨリを戻そう、とかは思ってない。
むしろ腹が立つのは今でも変わらない。((

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五条「･･･酷いって思った、よね？」

『まあ、、普通は、』

五条「だよね、、っ、【ｷﾞｭｯ】

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いきなりホールドされて固まる。
広がった行き場の無い手がさまよった。

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『ちょっ、』

五条「嫌いにならないで･･･お願い、」

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力が強まって苦しさが増す。
背中を叩いても五条は離してくれなかった

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五条「あ＂ー･･やっぱ手放すんじゃなかった」

『、っ、ぇ、ん＂！？』

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ヌルッ、と生暖かいモノが口に侵入してくる。
確信犯で目を開いたまま、眉を上げていた。

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『ん＂ｸﾞ､』

五条「っは、、口開けて、ね？」

『ん＂ー･･･！！』

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さぞ当然のようにキスするこの男。
こっちはフリしてるのよ。気付け！？((は

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五条「･･･仕方ないか、」

『っ、ひぁッ！？』

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ガブッ、と音が鳴るかの如く痛みが増す。
部屋に響く嫌な音が更に頬を紅潮させた。

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五条「相変わらず耳弱いねぇ。可愛い」

『ッ、ごじょ、さっ、』

五条「悟、でしょ。ちゃんと呼んでよ」

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呼べるまでやーめない。とまた噛じるこの男。
意地でも言いたくない私は必死に口を閉じた。

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五条「舌入れれねぇじゃん」

『ーー！(入れんでいい！！)』

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別れた男とこんな事するなんて、ッ。

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五条「･･･んじゃ、意地でも開けさす♡」

『ん、ッ！！』

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耳から侵されているように目が落ちる。
口から手が離れた途端、気持ち悪さが襲った

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『ん＂ぅ＂、ッ、ふ、ッぅ･･･』

五条「っ、はっ、、ははッ、目やぁっば」

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スリッ、と目尻をなぞる五条の事を、
今更になって思い出した。

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五条「嫌がられると、俄然燃えるなぁ･･･♡」

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とんでもない変人なのだと。