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山本「なるほど、笑
それでこんなに泣いちゃったのか」
作業してたら突然足にAちゃんがしがみついて来たらしく山本さんが連れ戻してきてくれたようだ
山本「Aさーん？
今日はこうちゃんのお家にお泊まりだよ？
楽しみだね〜！」
A「やー！パパがいい、どこ…？」
こう「パパは明日になったら会えるから、それまで俺といよう？」
A「やぁ…」
何を言っても「嫌だ」「パパがいい」と言ってその大きな瞳からポロポロと涙が溢れて止まらない
そんな様子に俺も山本さんも「どうしようか」といった表情を合わせた
河村「Aちゃん、パパとバイバイした時なんて言ってた？」
A「ごはん、たべう…ねう…」
河村「他には？」
A「こーちゃの、ゆうこと、きくー…」
河村「そうだね
パパとのお約束守れなかったら、パパ悲しむんじゃないかな」
河村さんは山本さんの腕の中にいたAちゃんをソファに座らせ、その前に屈み目線の高さを合わせた
河村「初めてパパと離れて悲しいかもしれないけど、パパもきっと「Aちゃんと離れたくない〜」って思ってるよ」
A「パパも…？」
河村「そう、パパも寂しいけど頑張ってるからAちゃんも頑張ろう？」
Aちゃんの目に光る粒を河村さんがそっと拭ってあげると小さな声で「ん、」と返事が聞こえた
河村「Aちゃんは強い子だから大丈夫
じゃあ、まずこうちゃんと山本に「ヤダ」って言ってごめんなさいしようか」
A「ん、、かーむらしゃ…いっしょ、」
ソファから降りたAちゃんは隣で屈んでる河村さんの服を握りながら、俺と山本さんの目を交互に見た
A「えっと、やーもと、こーちゃ…
や…っていって、ごめんなしゃ…」
山本「ちゃんとごめんなさい言えて偉いね！」
山本さんも屈んで目線を合わせ、頭を撫でていると少しAちゃんにも笑顔が戻ったように見えた
こう「俺もごめんね、ちゃんと伝えきれなくて…
河村さんが言ったようにパパはAちゃんのこと絶対嫌いになんてならないから
パパが帰ってくるまで僕と一緒に居てくれる？」
もう一度聞けば河村さんから離れ、俺にくっついて「うん！」という返事が返ってきた
＿＿＿＿＿＿＿＿
帰り際、山本さんと河村さんが玄関まで見送りに来てくれた
こう「それじゃ、お先に失礼します」
河村「はーい、お疲れ」
山本「Aちゃん！バイバイ！」
俺の腕の中で2人に手を振るのがまた可愛くて愛おしく感じた
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焼きおにぎり(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！無事完結しました！ 第二章でもよろしくお願いします！ (2021年2月26日 16時) (
レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり(プロフ) - 辰海恋歌さん» 辰海恋歌さんコメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！！ ありがとうございます！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 第一章完結おめでとうございます！続きも楽しみにしてます！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: e048f80cb1 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 第一章（？）完結おめでとうございます！新しい話を読むたびにニヤニヤしてました。素敵な作品をありがとうございます。第二章（？）以降も楽しみにしております。ご無理のない範囲で更新頑張ってください。 (2021年2月25日 19時) (レス) id: e014f887e2 (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり(プロフ) - はるさん» パパにも褒めてあげる人が必要です…泣 姪が春から保育園生なのですが叔母は不安で仕方がないです笑 (2021年2月21日 21時) (レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きおにぎり | 作成日時：2021年1月11日 2時
