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自分の身支度をしている間も読めてないけど絵本をめくったり、積み木を広げてみたりと好きなように遊んでいた
そろそろ準備しないとな…
デカめのカバンに娘の好きな絵本、おもちゃ、ぬいぐるみ等々…
充分ひとり遊び出来るようなラインナップを詰めて着替えさせて髪を結んであげる
「かわいくして！」と言われたけどこればっかりは技術の問題だ
普通に一束に結んだ髪型には少々不満そうだけどワガママばっかり応えてあげれない
それから冷蔵庫からA用のお弁当を出して、準備万端
妻が使っていたチャイルドシート付きのママチャリに跨ってオフィスに向かう
背中からAの楽しそうな声と、背中をトントンと叩く振動を可愛らしく思いながら自転車を走らせた
＿＿＿＿＿＿
伊沢「A、ついたよ！」
娘のヘルメットを外して自転車から降ろしてあげる
伊沢「いい？ここはパパと一緒にお仕事してる人達か居るから、ちゃんと挨拶と自己紹介をすること！出来る？」
A「こんにちは！Aちゃ、にさいです！」
伊沢「そ！よく出来ました！」
本人は指を2本出してるつもりなんだろうけど、まだそれは難しいみたい、笑
おもちゃがたくさん入ったカバンを持ち上げ、もう片方の腕でAを抱える
エレベーターのボタンは娘が楽しそうに押してくれた
オフィスにつくとさっきまで元気だったのに緊張からか急にしゅんとしてしまった
恥ずかしがり屋なのも母親譲りだ
ふくら「あ、おはよう〜
この子がAちゃん？」
伊沢「ふくらさん、おはようございます
ほら、A、さっきのご挨拶は？」
ふくらさんをチラ見した娘は俺の服を掴んで顔を埋めている
ふくら「あはは、緊張してるのかな？
僕は福良拳です。よろしくね！Aちゃん」
A「…こんにちは、Aちゃ、にさい、です…」
さっきの元気はどこへやら
今にも消え入りそうな声だけど無事に挨拶完了
伊沢「よく出来ました！
…ふくらさん、すみませんオフィスにこの子を預けてしまって」
ふくら「いいよいいよ！
それより本当に今日収録行くの？もう少し休んだ方がいいんじゃない？」
伊沢「いや、行きます
穴を開ける訳には行かないし…この子の為にも俺が頑張らないと」
ふくら「そーやってるといつか壊れるよ
…まぁ伊沢が決めたなら僕らは何も言えないからいいんだけど」
ふくらさんは笑って「早く入って」とおもちゃが入った鞄を持ってくれた
Aを降ろそうとすると嫌がるので抱っこしたまま靴を脱がせ、扉を開いた
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焼きおにぎり(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！無事完結しました！ 第二章でもよろしくお願いします！ (2021年2月26日 16時) (
レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり(プロフ) - 辰海恋歌さん» 辰海恋歌さんコメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！！ ありがとうございます！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 第一章完結おめでとうございます！続きも楽しみにしてます！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: e048f80cb1 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 第一章（？）完結おめでとうございます！新しい話を読むたびにニヤニヤしてました。素敵な作品をありがとうございます。第二章（？）以降も楽しみにしております。ご無理のない範囲で更新頑張ってください。 (2021年2月25日 19時) (レス) id: e014f887e2 (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり(プロフ) - はるさん» パパにも褒めてあげる人が必要です…泣 姪が春から保育園生なのですが叔母は不安で仕方がないです笑 (2021年2月21日 21時) (レス) id: b3a53728cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きおにぎり | 作成日時：2021年1月11日 2時
