QKと娘ちゃん2

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伊沢「……………夢かぁぁぁ」



絶賛反抗期中の娘の夢から覚め、今日も気持ちよさそうに眠るAを見てホッとした



てか、夢の中のAは『彼氏の家に行く』とか言って出て行ってたな



そりゃああんなに可愛くて優しい(？)年頃の女の子だもん

彼氏くらいいるよね…



でも夢の中のAと付き合ってる彼氏君はヤンチャそうだなぁ、、



それに「パパ」じゃなくて「お父さん」呼びだったなぁ

「クソ親父」とかじゃなくてよかったけど




リアルにあと十数年後のAがあんな感じだったらパパ泣いちゃいそう


反抗期も成長には欠かせないことの1つだけど



A「…ぱぱぁ〜」



伊沢「あぁ、起きちゃった？」



俺を夢から醒めさせた娘は目を覚ましたようで、手を俺に向けて広げている


その小さな体を抱き寄せて優しく背中を撫でる




A「ぱぱ、、んん〜〜やぁ、、あちゅい、、」



伊沢「あぁ、ごめんごめん笑
Aが可愛くてつい」



強く抱きしめすぎたのか嫌がられてしまった

夢から覚めたと思えば2歳の娘からの小さな反抗、笑




きっと高校生になったAがどんなに俺の事を邪険に扱っても、俺は娘のことは愛するんだろうな…


どんなにヤンチャなAに成長しても娘が元気で将来が明るいのなら、それでいいよ



世界でたった1人のAだから



いつの間にか腕の中で再び眠ったAを抱きしめて、目を瞑った



次見る夢のAも元気でありますように

終わり ログインすれば
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