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「…?」
ふと公園に目をやると、制服を着たカップルらしき人がいた。
こういうとき目が悪いのって不利だなあ。目がよかった誰かわかったのに。
でも、女の子はうちの生徒ってだけわかった。
男の人は私服を着ていた。
「お熱いこと。」
私はすこし嫌味を混ぜて、ボソッと呟くとまた前を向いて走り出した。
−−−−−−−−−−
「..汚れすぎなんだけど」
改めて自分の部屋を見てがっくりした。
いつかは片付けなくちゃって思っていて結局ずっとしていなかった。
「とにかくやるしかない、」
よしっと、自分に喝を入れ。私はゴミ袋を取りに行った。
−−−−−−−−−−
「おわった〜〜!」
思わず1人でガッツポーズをする。
あれからなんだかんだ沢山の時間が過ぎた。
理由は思い出に浸っていたり、漫画を読み返したりっている単純な理由。
時刻は9時を過ぎている。
「圭人に報告したいのに..」
明日はいけないだろうから今日報告したいのに…
「いや、まだ間に合うでしょ!」
私は行こうと決心して、急いで私服に着替えた。
誰もいない家に、行ってきますと大声で行って外に出て。
自転車を使って、急いでカフェへ向かった。
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作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時