検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:181,126 hit

◎ 087 ページ38






「伊野ちゃん、ありがとう」


慧「知ってるよ。 Aが俺に感謝してるってことくらい。」


「なにそれ、」


慧「また来たくなったら来いよ?窓の鍵あけておくから。」


「うん!」




伊野尾ちゃんは私の頭に手を置いて、クシャッとした。





「あれ、大ちゃんいなくなってる。」






部屋に戻ったら、さっきまでいたはずの大ちゃんがいなかった。

ドアが乱暴に開いているだけ。


私は不思議に思われないように、お姉ちゃんが使っていた部屋に移動。





大貴「やっぱりいない…!」




階段のダダダダって音が聞こえたあとに、大ちゃんの声が聞こえた。





ーーー ガチャ


そのすきに何も知らない顔でドアを開け廊下に出る。





「大ちゃん、どうしたの。」


大貴「こっちじゃないの?Aの部屋!」


「そっちだけど。今お姉ちゃんの部屋いたの。」




さっきから姉の部屋にいて、全く気づかなかった作戦だ。





大貴「だからいなかったのかー!って着替えてないじゃん。」


「あ、うん。今から着替えるよ。そーだ、大ちゃん。」


大貴「ん、なに?」


「今日の晩御飯、なにがいいか侑李と相談しといてね。」


大貴「好きなもの食べていいのっ⁉ 」





目をキラキラさせながら聞いてきた大ちゃん。

子供だ、子供。





「どーぞ! ただし、ちゃんと侑李にも聞いてよ?」


大貴「はーい!」

◎ 088→←◎ 086



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (192 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
718人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 薮宏太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。