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「はあ…!すっきりした…!」
散々泣いて、数十分。
ようやく涙が止まった私。
慧「ぶっさいく、、、」
「なっ…!」
ケラケラ私を指指して笑う伊野ちゃん。
こうやって引きずらない伊野ちゃんがいい。
よし、終わり。って決めたらそれを感じ取って切り替える伊野ちゃん。
ほんとこの人頭いいな。
?「A、A!!どこー!」
窓の外から聞こえてくる声。
慧「だれ?」
「友達だよ。 ずっと心配するの。
私が泣いてないのが不思議みたいでずっとああ。」
慧「そりゃ大変だな。」
「そうなの。 でもありがたいよ。ああやって心配してくれる人がいて。」
この調子じゃ 、自分になにがあっても
私を優先しそうで怖いけど。
うざったくても、 やっぱり大好き。
それは変わりない。
大貴「…うっそ。窓から外出た…?」
窓があいてるのを見て、大ちゃんはおかしな推理をし始めた。
まあ、無理もない。
あのことがあった後だもん。
慧「戻らないの?」
「うーん…、戻ります。」
戻ってからの尋問がめんどくさいなって一瞬考えたけど、
大ちゃんを安心させなければいけないから。
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作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時