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「か、 からかうな!」
『女の子』なんてちゃんと男子から言われたの初めてだ。
そういうタイプの女子ではなかった。
大貴「顔真っ赤だし!ふはっ、」
「みんな!」
私の顔を指差して、笑う彼。
「お礼に、さくらちゃんと今度遊ぶ時誘ってあげる」
大貴「ええっ!まじか!」
「ふふ、 感謝しろよー?」
大貴「うんうん、します。」
−−−「有岡 、練習開始すんぞ!」
大貴「おっす!」
サッカー部の部長が、 わざわざ大ちゃんを呼びに来た。
「ごめんね。 助けてくれて 」
大貴「いいってばよ! 」
私はクーラーボックスを大ちゃんと一緒に持ち、
せっせと運んだ。
−−−−−−−−−−−−
「だから、 やりませんよ!」
部長と顧問にマネージャーになってくれ ‼ と、迫られている。
先生「 成績、 助けてやってもいいぞ?」
「… せ、先生。 それって賄賂っていうか。」
とりあえず、不正ですよね。
まあ私助かっちゃうんだけど。
「いやです!」
待って! 、っていう2人の間をすり抜けて私は部室を出た。
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作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時