検索窓
今日:10 hit、昨日:14 hit、合計:181,135 hit

◎ 069 ページ20






侑李「… クラブとか行ってんの? 行ってたら偏見の目で見るよ?」


「行ってない、行ってない!」


侑李「AにGPSつけよっかな。」






なんて、ある意味変態の様なことを言い出した侑李。





「杏ちゃんにつければ?」




何故、自分から彼女の話題を出してしまうのだろう。

ああああっ、私なに言ってんの!!!!



..怖いんだ。 侑李が近すぎて怖い。

これでまた私の手を離したときの悲しみは、大きいと思う。


だから自分から侑李を遠ざけて痛みを軽減しようとする。


一瞬でも期待なんて持ちたくない。


結局、ってなるのなんてわかってるから。






侑李「僕はAと話してんだけど。」


「そんなんわかってる。」




不機嫌そうにする侑李に対抗して、私も負けじと冷静に返した。





侑李「わかってない。」





私の目から視線を外し、横を向いた侑李。

なにがわかってないのかが、全然わからなくって私は戸惑う。



侑李が感情を露わにするってことはあんまりない。

刺々しい言葉を放ってくるけど、不機嫌ってわけじゃないんだ。




そんな彼を見るのが久しぶりだった。

◎ 070→←◎ 068



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (192 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
718人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 薮宏太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。