検索窓
今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:181,129 hit

◎ 061 ページ12






大貴「そのことなんだけど」





学校に行き朝のホームルームが終わってから

私はさっきのことを侑李に聞こえないように話した。


うちの学校は一限まで20分も時間がある。

すると、大ちゃんは申し訳なさそうに喋り出す。




「え? ちょ、ちょっと! やめてよ?」




大ちゃんまで来ない、とか言ったら私。

眉をひそめる大ちゃんを手を両手でギュッと握った。




大貴「ふはっ、うっそだよーーん!」


「...?」




笑いを堪えきれなかったのか、吹き出すように笑った大ちゃん。

その行動に騙されたと理解した私。




「本当にやめてよ、、!」




心臓に悪いんだから。本当に。

安心して、ホッと息を吐いた。





大貴「じゃあ、Aが壊れるか壊れないかは俺次第ってことか…」


「壊れるって… やめてよ。 正直になるっていいなさい。」


大貴「言葉的には正直になった方が良いよね。」


「まあ、そうだけど。」






正直になったら悲惨なことになるなんてもう見えている。私は彼に嫌われる。

『そんな目で見てたの?』って見たくもないような目で見られるんだろう。





大貴「大丈夫だよ。Aがどんなになっても、俺が止めたる。」


「どんなになるって…、その前に止めてね?」






おっけー、と軽い言葉で返した彼を目を細めて睨んだ。

ずると、『わーったから!』って彼は言った。

◎ 062→←◎ 060



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (192 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
718人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 薮宏太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年5月29日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。